goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(三千円の使いかた)原田ひ香

★三千円の使いかた 原田ひ香


お金にまつわる人生の節目と、ピンチの乗り越え方が、出てきます 



著者は人々の行動や言動から、性格や気持ちを読み取る才能がすごく、それを私たちにわかりやすく書いてくれると感じました



垣谷美雨さんの解説がわかりやすく面白いです 



一人暮しをしている美帆は、

貯金30万円


姉真帆は三人家族、貯金600万円


母智子は、貯金100万円


祖母の琴子は、貯金1000万円



❶3000円の使い方

自分の将来に不安を感じた美帆は、一軒家・ペット飼うを目標に節約に目覚める 


「8☓12は魔法の数字」の著者のセミナーに3000円で参加する 


月8万円を12ケ月、ボーナス2万円年2回で年100万円   30代なら60歳で3000万円 3%複利運用で4900万円だと



❷73歳のハローワーク

老後や介護が心配な琴子は、1000万円の貯金運用に努めている 


ハローワークに行ったり、紆余曲折あるも十条銀座商店街にある駄菓子屋さんの店番に、仕事が決まる



❸目指せ貯金1000万円

真帆は、ダンナの収入は少ないが節約などでこつこつ600万円貯めた 


ある日友人の婚約祝いランチで、ふと自分の人生を振り返る 


家庭の裕福さが、奥さんの収入が高いと感じないが、ダンナの稼ぎだと話しは別ということだ



❹費用対効果

エリートとは別に、ダメンズと結婚する女性が、魅力的に書かれています 



❺熟年離婚の経済学

入院から戻った智子は、これからも家事のできないダンナのために食事や家事をして過ごすのかと、、


ちょうど親友が、離婚すると、、


人生設計のために、ふたりで専門家に相談する それがきっかけで、少しずつ見直すことを決意



❻節約家の人々

美帆は、デザイン会社に勤める翔平と結婚を考えている


ある日、翔平が借金(親が翔平に内緒で奨学金)をかかえていることを知る 


家族会議では反対されるも、、 信頼できる友人に話しを聞いてもらったり、祖母の琴子に、きちんと話し合うようにアドバイスもらったり



翔平のデザインしたポスターを、両親と見に行った美帆は、両親と祖母から意外な提案を受ける



世間に惑わされながらも、何度も立ち止り、自分は自分といいきかせる というのを繰り返し生きていくのが人生だと 



お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごし下さい(^^)