goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(元禄お犬姫)諸田玲子

★元禄お犬姫


綱吉の生類憐みの令の時代



犬小屋支配を務める森橋家の娘、知世(お犬姫)の物語



知世は、どんな犬でも手なずけてしまうことから、「お犬姫」と呼ばれた



お犬様をめぐる事件、知世まわりをめぐる人間模様、恋模様がわかりやすく読みやすかったです



お犬姫が活躍した元禄時代

表紙の元禄小袖?がかわいい



生類憐みの令の綱吉は、生まれながらの将軍でなく、分家(館林徳川)の出



自らの権威を高めるため、館林時代からの側近を重用



柳沢吉保(側用人)はその代表格



生類憐みの令は、特に犬の愛護を求め、庶民に負担をしいた



例えば、広大な犬小屋のために、農民や商人等から、土地建物を取り上げた



その恨みをはらそうとした盗賊(お犬党)



犬にまつわる仇討ちと、赤穂浪士の討ち入りの人間模様



などなどを絡ませ、作者が上手くまとめてくれました



お読み頂きありがとうごさいました

素敵な一日をお過ごしください

読了(飛越ジャンプ)馳星周

★飛越ジャンプ


飛越(ジャンプ)、障害競馬の物語



平地(通常)競馬との違い、騎手、馬主、調教師、生産牧場、厩舎、トレセン(馬のトレーニングセンター)など、わかりやすく書かれ、読みやすかったです



障害競馬は、平地競馬で出れなかった馬を騎手自身が調教助手となり、時間をかけて馬と向き合うのも特徴



騎手達の人間模様はドラマぽい仕立て、、これが親しみやすい理由かも



物語は、障害競馬の騎手、二人の翔吾

円谷翔吾と森山翔吾



円谷翔吾は、過去平地競馬の騎手、あることで、障害競馬の騎手になる 


ある日レースで落馬し、馬を安楽死させたことをきっかけに、レースから遠ざかり、酒びたりに 


妻と離婚したが、一人娘には弱い 



森山翔吾は、平地競馬の免許もあるが、円谷翔吾に憧れ障害競馬に 


調教しずらいと言われた馬ルプスと苦労の末、障害競馬の絶対王者と言われるまでに



円谷はある日、森山の馬に勝てる馬キアをみつけ、ルプスとの最終対決にのぞむ



馬主の金儲けと、レースの駆け引きもリアル 



競馬好きな作者の思い入れもあり、出来過ぎ感がありましたが、爽やかなラスト



だから読者に人気があるのかな



お読み頂きありがとうごさいました

読了(満月珈琲店の星詠み・本当の願いごと)望月麻衣

★満月珈琲店の星詠み

本当の願いごと


シリーズ2



西洋占星術、猫によるトレーラーカフェ、美味しそうなカフェメニューを上手く組み合わせた物語



イラストも良かったです



占星術は、太陽星座、月星座、アセンダント(その人の生まれた瞬間の東の地平線に昇っていた星座)で、登場人物の特性を構成



「本当の願いごと」に自分で気づく・知る仕立て



開運の第一歩は、自分の願いごとを見つける前に、自分の心を知り、整理する必要があると



登場人物は

結婚と仕事の間にゆれる聡美

明るい子を演じる小雪

横暴な父のため、家族がバラバラになった純子



カフェメニューは

月光のレモネード

射手座のりんご飴

星屑ワイン

新月のモンブラン

流星群のポップコーン

線香花火のアイスティー

ブラックホールのチョコ仕立て




夏に、秋もの冬ものを洗濯

カラッと乾き、気持ち良いです


昨日はおしゃれ着モードで、

カーテン12枚とダウンを洗濯機でまわしました ちょっと疲れました



お読み頂きありがとうごさいました