★元禄お犬姫
綱吉の生類憐みの令の時代
犬小屋支配を務める森橋家の娘、知世(お犬姫)の物語
知世は、どんな犬でも手なずけてしまうことから、「お犬姫」と呼ばれた
お犬様をめぐる事件、知世まわりをめぐる人間模様、恋模様がわかりやすく読みやすかったです
お犬姫が活躍した元禄時代
表紙の元禄小袖?がかわいい
生類憐みの令の綱吉は、生まれながらの将軍でなく、分家(館林徳川)の出
自らの権威を高めるため、館林時代からの側近を重用
柳沢吉保(側用人)はその代表格
生類憐みの令は、特に犬の愛護を求め、庶民に負担をしいた
例えば、広大な犬小屋のために、農民や商人等から、土地建物を取り上げた
その恨みをはらそうとした盗賊(お犬党)
犬にまつわる仇討ちと、赤穂浪士の討ち入りの人間模様
などなどを絡ませ、作者が上手くまとめてくれました
お読み頂きありがとうごさいました
素敵な一日をお過ごしください