goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(論理的思考とは何か)渡邉雅子

★論理的思考とは何か


世界共通で不変の論理と思考法があると思われるのは



正しい結論を導く論理形式の規則がある場合と



アメリカ式のエッセイが多くの書籍で紹介されているからだ



本書では、4つの専門領域(論理学、レトリック、科学、哲学)の思考パターンを、経済・政治・法技術・社会で明らかにしてます



日本人が、米国では非論理的と見なされる背景に、文化に根差した教育による論理構造もある



技術-経験:経済原理→アメリカのエッセイ


技術-体系:法技術原理→イランのエンシャー


価値-体系:政治原理→フランスのディセルタシオン(弁証法)


価値-経験:社会原理→日本の感想文(共感・縁起的理解)



●経済領域は、利益の追求


●政治領域は、公共の利益の追求


●法技術領域は、真理の保持


●社会領域は、共感を通じた道徳心の涵養が優先



異なる領域の議論を非論理的に感じたり、トラブルが生まれるのは当然であり、言葉の違いより深刻である



だから、領域に応じて思考法を選ぶことで同じ結論に辿り着けるのだ



例えば、何らかのの問題の解決に

●解決にかかる費用や時間を優先させるのか


●コストが高くついても問題にかかわる人々の利益を最大に考えのか


●規範やイデオロギーの遵守を優先させるのか


●共同体のつながりや存続を重視するのか



どれを優先して議論するか決定(合意)すればそれにあった思考法を技術として使うことができる



多元多極主義が近代だが、大国の傘の下で結束したり、無理な合意形成を目指すのでなく


個人と共同体が価値を選びとり、ローカルに独立して生きることを目指す 



日本では主張・根拠・結論のアメリカ型が論理的であると紹介され、これが唯一絶対的な論理的思考で受け止められる傾向があった



それまでの経済効率性と個人の自由を重んじるリベラル民主主義への信奉が強かった 



だが日本で守られてきた社会領域の論理と思考が捨て去られる危険性がある



領域に応じた論理と思考法を技術として使いこなし


戦略的に相手が議論している領域を故意にずらし自分の領域の土俵に連れ込むこともでき


多元的に複数の異なる目的の達成も可能になる


また見えない文化的衝突も回避できる



●コロナ禍は資本主義をストップさせ、人類の生存に不可欠なものとそうでないものを浮かび上がらせ、世界中に伝統回帰を促した 



それは近代以前に戻ることでなく、科学技術の恩恵を受け、経済的な取引をグローバルに続けながら、お互いなコミニケーションを観察し合う世界に足を踏み入れている



物質 →情報へ

物 →意味・価値の時代へ



アメリカの自己主張を直線的を主な基準とすることは、日本・フランス・イランでも拒否反応を起こすだろう



お読み頂きありがとうございます

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読了(引き寄せの法則)マイケル・J・ロオジェ

★引き寄せの法則


全米ベストセラー、ザ・シークレット実践版? 



アメリカで社会現象とまでいわれた引き寄せの法則は、19世紀のアメリカで生まれ、21世紀に世界中に広まり、言葉が行動に影響を与えると



ポジティブに考えれば良いことが起き、ネガティブに考えれば悪いことが起きるという考え方は、脳科学や心理学のプライミング効果に似た考え方だ



●エネルギーには原子力、熱力、起電力、運動エネルギー、電位がある



全ての物質は、原子(陽子、中性子)からできていて、その周辺を電子が回っている



電子はエネルギーを加えることで、より高い軌道に エネルギーを奪うと低い軌道になる



このエネルギーと人間思考は、引き寄せにつながりがある



●実戦1

ある人のそばにいると、良いバイブ(プラス)を感じたり、そうでないバイブ(マイナス)を感じたり


バイブ=波動だ


◯あなたの思い、考え、話、書く言葉は、プラスかマイナスの波動を持つ



◯するな、しない、ないの言葉を使うと、注意と意識とエネルギーがそこに向かうからバツ


この言葉を使っていたら、「何が望み?」


と自問する



◯イヤ→望み(対極にある)に言葉(波動)を変える



◯考えが言葉で成り立っているから、言葉を変えると波動をリセット



◯対極にあるもの、イヤ→望みリストをつくる




●実戦2

◯望みを、新しい波動カプセルに入れると考える




●実戦3

◯新しい波動カプセルについて、疑う心を取り除く



◯疑う心は、自分の思いグセだ

「だって」がその例



◯疑う心の消し方は、自分のやりたいことをやっている他人がいると考えること



◯疑い→受け入れには、10のツールあり




●お金のゆとり引き寄せ


ゆとりは、感情だ


感情は増幅できるから


◯お金とゆとりをリストアップ

例として

ランチをおごってもらう

無料で、〜のサービスやアドレスを受ける

贈り物をもらう

受賞、割引、賞品を当てる、誰かと商品等を交換する 等



◯お金にNOを言わない



◯受け取ったお金は、その日に使わず、一日以上置く(受け取ったお金が目に入るとワクワク?、通帳眺める、株価チェック→その感情が波動に影響)




●人間関係の引き寄せ


◯ネガティブな人(この人の雰囲気がイマイチ →他人のエネルギー・波動をあなたが感知 →あなたが、その人にダイヤル波動を合わせたと考える)



◯こういう人から身を守るには、相手が自分の望まないことを言ったら「それなら、何が望みなの?じゃどうしたいの?」と問いかける



望まない→望みに移せば、言葉が変わる→波動が変わる



◯自分が、人間関係を明るい方向に導くのはあなた自身の責任と考える



「望みを実現するために、引き寄せている最中」 この〜の最中と考えるが大切と




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読了(感情的に反応しない)和田秀樹

★感情的に反応しない

性格は変えなくても、技術があれば大丈夫


科学的な理論に基づいた、怒りを3秒で消せる技術とは、、



高齢化が進むにつれ、「怒れる高齢者」も



1.何故怒ってしまうのか


①大脳辺縁系はアクセル役、大脳皮質はブレーキ役


●感情が高まる時・不安な時は、皮質に酸素がいかなくなる →酸素が不足すると皮質が機能しなくなる →呼吸を意識する



●怒りを恨みに変えない →「人」でなく「事」に怒る



②脳内にある神経伝達物質セロトニンが不足の怒り →朝日に当たり、運動、散歩、呼吸、スキンシップ(犬猫等)など規則正しい生活



2.軽くイラッとした時 


●3秒間の深呼吸と吐き出し


●アイスクリーム、甘いものは血糖値が上がり、満足・元気に


冷たいも大切(頭を冷やせ?)


甘いものが苦手なら、冷たいコーヒーや紅茶 →胃を刺激、副交感神経が働き、怒りが収まりやすい



●うるさい人から5メートル離れる

 

→我慢足りない人は幼稚?未熟だから「人」に怒る



●相手を観察



●客観的に自分を見る →心理学ではメタ認知、俯瞰する



●まっいいかを口癖に



●仕事など断れないものなら、笑顔で引き受けると、プラスにかえってくる場合もあると考える



3.しつこいムカムカには


●小出し3秒怒る(そういう考えもあるんですね なるほど、でもちょっと賛成できないね)



●怒りを文章に


●雑用係の方がオイシイと考える


●怒りの脚色(怒り連鎖)をしない


→一人になった時考える →粘着性 →身体を動かし(お日様に当たる、ヨガ・気功、お経を上げる、ガム噛む、マッサージ、ペット、カラオケ)怒りをしずめる →セロトニンの分泌



●怒りをエネルギーに(スキルアップ、自分磨き等外に向ける)



4.ダメな人にイライラした時


●つまらないを楽しむ、ダメな人の話に、心の中でツッコミを入れる  



●つきあいは軽くと割り切る

(不機嫌な人は執念深い)

→この人、こういう人なんだと受け入れる



●攻撃的な人には反論でなく、

相談する形、教えてほしいと下手に



●返信メールは一晩寝かす



●お先にどうぞ、ありがとうは、明るく軽く乾いているが力持ち



5.理不尽さにかっとした時


●怒りに耐えるには、腹筋と背筋に力を入れる



●姿勢を良く



●理不尽な上司は「この人、出世しない」と見限る



●家族には加点探し



●理解できないことはスルー、判断を留保



●一杯のお茶(一服)が効果的な場合もある



6.身近な人への怒り


●ウソでもいいから、まずはありがとう


●演技=笑顔で言葉をトッピング

「あなたは聞き上手だから、ちょっと聞いてほしいことがある」とか



●気難しい相手は引きが有効 勝った相手に「幼稚だったかな」と反省させる効果あり 



賢い人は「闘いの場」に上がらない?



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