goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(好運の条件)五木寛之

★好運の条件 


昭和7年生まれの五木寛之さんのエッセイ



人生の大半は、「努力」より「運」ではないかと年をとるにつれて考えるようになったそうです



さらに「要は自分の体と向き合うことだ これはまずいな、と感じたときは、さっさと撤退する」



撤退のタイミングが、命運を左右する



🍀怠けることが好きな人と、努力が苦痛でない人


努力しないではいられないタイプが、結構いる気がすると



🍀15世紀の宗教家・蓮如は、学者や評論家には評判がわるい


蓮如の言葉

「人は軽きがよき」

「しゃべれ、しゃべれ」

「しゃべらぬ者は、おそろしき」

だから


若い人はともかく、老人はおとなしくしているほうが、評判が良いが、老人は軽くあれと



長く生きるということは、一つの重圧でもあり、経済と体力と両方の面でさまざまな困難と向き合うが、できれば沈鬱に老いることは避けたい



♪これも老い ♪あれも老い 

♪たぶん老い ♪きっと老い

(作者は、愛の水中花の作詞家)



🍀世の中は

すべてが嘘、というのも嘘

真実は常に勝つ、というのも嘘



人生に二者択一はあっても、人生論に二者択一はない すっきり言い切る説(本)には用心すること



🍀何を食べるかより、どう食べるか


ある程度、胃を働かせるは大切


週に5日はよくかんで食べるが、2日はあまり噛まずにのみこむことで、胃をめざませている



🍀喉に食べ物がつまったら、絶対のみこまず、周囲を気にせず、吐き出す 


吐き出せば、喉がつまって亡くなることはない



🍀ある年齢を過ぎると、周波数の高い音は聴き取りにくくなる


モスキート音はそうで、気づかす蚊に刺される



🍀講演について


吉行淳之介さんに

長野・諏訪に講演に行くと話したら、長野は平林たい子や岩波茂雄が出たところだから、質問の手が林のようにあがるぞ と



小林秀雄さん

淡々と洒脱な講演だが、会場の雰囲気も淡々で、熱狂的でなかった



ドストエフスキー

講演好きで、いかに会場が熱狂的になったかの自慢?を書いた手紙が残っている



今、熱狂の季節(戦争など?)が過ぎさったつもりでいても、私たちはいつ逆戻りするか、ふたたび酔いたいという気分は、危ういと感じる



🍀駆け出しのころ、井伏鱒二さんに「僕という言葉は、目上に使わないほうがよい」と 



しかし、辞書には「僕」は、もともと謙虚・へりくだりと 「下僕」もあるが



語感は、時代により変わる


広辞苑は成人前の男性が、同等以下の相手に使う表現になっている



純文学の大家、学者は「僕派」

大衆作家、芸人さんは「私派」

猫派と犬派みたいなもの



🍀文壇の方言三羽鳥は、寺山修司、立松和平、五木寛之



🍀学生時代「青い山脈」の映画をみて、すぐテニス部入ったが、軟式庭球で裸足で猿のようにコートをかけまわった



福岡大会予選で一回戦で負けて、中洲でうどんを食べて帰ってきた



🍀親鸞は、浄土往生に憧れるが、娑婆の未練は断ち難いと



死後の観念が世間に広がるこの時代、凶作、飢餓、内乱、疫病が



生きて地獄、死んて地獄は避けたい



念仏を唱えれば、全ての悪人は救われると親鸞



親鸞は90歳、法然は80歳、蓮如は85歳は壮観だ


念仏系の人が長生きした 


逝き方を考える



🍀絆の言葉が人気

絆、辞書では牛馬などが逃げないように、つなぎとめる綱のこと



🍀青年ブッタは、家を捨て、絆を自ら断つことで、新しい人生を求めた 



小さな袋を背負い弊衣をまとい、真理の智慧を求め歌いつつ放浪 



80歳でガンジス川に沿って旅を続けながら、食中毒で雑木林で生涯を終えた 



人は孤独に死んでも不自然でないのては?



🍀心なきもの、それは医師

若い頃は、頭痛に悩まされた


最近は、頭痛がないと思ったら、医師から、老化で血管が硬くなったからと



🍀一方転倒、誤嚥や、ちょっとしたことで失われる命 


はかなくも、しぶとくもある命 


高齢者は、身体と向き合うことが、大切なんですね



🍎 🍊 🍌 🍇 🍉 🍑 🍓


お読み頂きありがとうございます😊

素敵な一日をお過ごし下さい(^^)