goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(ロザムンドおばさんのお茶の時間)ロザムンド・ピルチャー

★ロザムンドおばさんのお茶の時間


「ロザムンドおばさんの贈り物」の第二弾です



季節感あふれる描写を、人とのつながりや成長に例えています



共通するのは、世代を超えて交流を大切にするでしょうか



●雨あがりの花 

ラッパスイセンに象徴される早春の描写が、キレイです 


静かな死を、迎えようとしているお屋敷の主ミセス・ファークワに、会いに来た若い二人 



初恋だった人と再会し、進展するお話



村の、お騒がせな夫人の描写やエピソードや、悪口も面白いです



●湖に風を呼んだら 

初夏の湖面に吹く風が、気持ちよく書かれています 



幼なじみ同士、あまりに近すぎて兄妹のようにしてきた二人 



ジェニーはずっと好きだったが、フォーガスは、都会的なローズと

婚約している 



●気がかりな不在

順調な新婚生活だったがジュリアンとアマンダ


ジュリアンの毎週のゴルフでふとしたすれ違いが、、



ある日アマンダとの会話に違和感が、、



信頼できる伯母に、夫婦は話さくなったら深刻と言われ、ジュリアンは落ち着かない



●丘の上へ

身重の姉に対し、少年(10歳)のいたわりと不安が、書かれています 


はじめて田舎暮しをして、自然の厳しい一面を知った少年



恐れながらも惹かれた丘の一軒家に住む男と、協力して、姉の無事な出産のために力をつくす



●父のいない午後

思春期の少女が主人公 


いろいろと不安不満があるが、、ある日、新しい生命の誕生に出会い前に進む



少女は、継母に対するかすかな反発がある



しかし、継母の出産により、「女は女同士」という連帯感に変わっていく



●再会 

闊達なメイベル伯母さん



彼女が住むキントン城で、パーティーが開かれる 



キントン城は、古く大きく、管理が大変 



かつては親戚知人が集まり、楽しくすごした 



久しぶりに会ったキティとトム 



離婚しシングルマザーになったキティと過ごすうちに、トムは自分の気持ちに気づいていく




お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごし下さい(^^)