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読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(警視庁アウトサイダー3)加藤実秋

★警視庁アウトサイダー3

  加藤実秋


西島秀俊主演で、テレビドラマになりました



三人の刑事物語

新米刑事の水木直央

イケメン冷静の蓮見

元マル暴刑事の架川(ヤクザ隠語使う) 


二つの事件が同時進行します


❶真央の母真由が、刑事課を訪ね、知人の女性が、亡くなった夫は、殺されたのかもしれないと 



夫の結城達治は、1年前に勤務先で1億円着服、失踪していた 



三人は、事件を見直す



❷一方で、鷲見組と警察上層部の黒い繋がりを暴くため、調査



また、長年、一途会(東京)と鷲見組(関西)対立もあり



今は、暴対法や暴対条例で締め付けあり、脱退したり廃業した後は、「五年ルール」があり



それは

銀行口座は作れない

部屋は借りれない

家族の保育園や生命保険は入れない

生活に強い規制がかけられる



なので、カタギのフロント企業で、金融業、土木建設業、不動産業、ITネットビジネスをおこなっている



また、半グレ琉球フォールは、有料老人ホームで、助成金や、入居者の財産をかすめ取る終活ビジネスをおこなっている



だから、厚生労働省のキャリアが、便宜を図るいびつな関係も発生する



終活ビジネスを足がかりにして、元警視庁の跡地に老人ホームできたら、半グレ集団フィストに運営をさせ



根回しは、元警視庁の損保会社の津島や、厚生労働省の幹部だ




鷲見組は、汚れた仕事を請け負い、津島などは、鷲見組の東京進出の便宜を図る



令和3年

特殊詐欺被害額282億円 

検挙された暴力団323人 



世の中、白か黒の二択感、当事者たちを追い込んで行く現代



白黒混じった主人公たちが、活躍する物語は魅力的です



お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごし下さい(^^)