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読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(南町番外同心3)牧秀彦

★南町番外同心3 牧秀彦



南町名奉行 根岸肥前守の下、名無しの凄腕拳法番外同心シリーズ



前半は、南町町奉行の彫物の謎

後半は、若様の清水家影指南のくだり



どちらも、九州の遠国の島での長老の話しでつながっていた



若様ら三人の番外同心が九州への遠国の旅から江戸に戻ってきた



南町の名奉行、根岸鎮衛(以下根岸)が五十年前に玄界灘の荒海を越えて辿り着いた孤島で受けた彫物について調べたことを報告するためだ



根岸の彫物は、意匠だけでなく、針を刺すと気が五体を巡り、異能の力を制御し、心身を活性化させ、本来ならば長くなかった寿命を延ばした



根岸は心眼がある だから、奉行になり多くの事件を解決できたという



しかし、彫物は、無用の騒ぎを招き、根岸は、建て前として、恥を忍び、過去を明かすことにした



また、若年寄含む三人は、将軍の威光を傘にきて、御政道を自分たちの都合の良いように機をねらっている



一方、一橋徳川家の徳川治済 我が子家斉を将軍に、祖父の紀州徳川家(八代吉宗)血筋で御三家も掌握しようと企む



その企みに、清水家菊千代が、狙われていると



じつは、若様の生まれが清水家と関係があった



若様は、そうしたところから、清水家菊千代を救い、名君として名を残すために力を尽くすように言われる



若様は、並外れて腕が立つだけでなく、性根も抜きん出ている 冒し難い雰囲気、気品がある



家光は、若い頃、男色に、乳母の春日局は、少年のような娘たちを集め、家光に勧めた、、



若様(清太郎)の父は、清水家の初代当主重好でないかと 重好も衆道(男色)、奥女中の小巴の子ではないかと 



清水家菊千代の力となり、将軍父子を正す術、影指南になる




★朝食

シラスナバナ丼 豆腐味噌汁 サラダ 蒟蒻竹輪煮物 バナナ ヤクルト



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