読了(運命のコイン上)ジェフリー・アーチァー
★運命のコイン上
ジェフリー・アーチァー
令和元年
久しぶりのジェフリー・アーチァーです
登場人物が沢山出てきても、日本語訳がいいのか? こんがらなく読めるのが、特徴だと以前から感じてました
以前読んだのは、たしか
めざせダウニング街10番地
百万ドルをとり返せ!
ケインとアベル (上下)
著者は、オックスフォード大学卒 下院(庶民院)議員を3期務め、保守党の副幹事長をやったかと思えば、詐欺罪で逮捕されて刑務所に入ったりと、いろんな経験を持つユニークな作家です
舞台は、1968年、ソ連
前途有望な青年アレクサンドルは、同級生ウラジーミルによって、父親を当局に惨殺されてしまいます
ウラジミールは、プー○ン大統領の名前と一緒で、レニングラードも同じです
これを使用することに、著者の決意があったのでしょうか わかりませんが、、
アレクサンドルは、母エレーナと共に国を捨てる決意をしました
レニングラードの港から、アメリカとイギリスの船がでます
アレクサンドルとエレーナは、表が出たらアメリカ、裏ならイギリスへと、運命をコインに委ねました
ここからは、著者の試みなのか、アメリカとイギリスの両方、交互に展開して行きます
アメリカでは、
アレクサンドル → アレックスに
イギリスでは、
アレクサンドル → サーシャに
●アメリカ
貨物船の料理長から逃れるため、中国人の機転とソビエト難民のドミトリーの手をかり、ニューヨークからブルックリンに
アレックスは、学校とチェスのアルバイトしながら、当局やCIAの二重スパイの片方を担がされますが、ベトナムに行くことに
戦争から、戻ったアレックスは、母エレーナ(料理人・ピザ屋)と商売・投資に乗り出します
●イギリス
母エレーナは、貨物船で知り合ったイタリア人のモレッティから、経営するレストランで働くようにすすめられる
サーシャは特別試験を受け、奨学金を受け学校に
やがて、サーシャは、ケンブリッジ大学の奨学金を勝ち取り、学生自治会の委員長となり、オックスフォードとのチェス対抗でキャプテンをつとめ、カレッジを第一学位で卒業
そして政治家をめざします
保守党・労働党が、二大政党ですが、二大政党以外の社会民主党が出てくると、アメリカ人にはわかりにくいだろう、という商業的配慮のようです
(上のまとめ)
アレックス・サーシャの明晰な頭脳と、エレーナの料理の腕前で、新天地でも基盤を築いていく母子が、良くも悪くもテンポよく展開します
下も楽しみです
★昼食
白米 椎茸卵味噌汁 サラダ つくね 小松菜ニンニク炒め ウィンナ 林檎ゼリー ヤクルト 蒸しパン(抹茶)
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごしください(^^)
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