読了(息子のボーイフレンド)秋吉理香子
★息子のボーイフレンド
秋吉理香子
2020年
多様性と言われていますが、総論賛成各論反対でしょうか?? もし、家族がそうだったら
高倉健さん倍賞千恵子さんの「黄色ハンカチ」ならぬ、レインボーカラーのハンカチで、息子に対するイネ男(父親)の歩みよりが描かれています
出来過ぎ感はあるもの、それぞれの目線で話しが進みます 会話がテンポ良く、サクサク読めました
現実は、個別にいろいろあるだろうけど、今回は「深さ」より「浅く明るさ」を著者は、選んだのかな 装丁にも伺えます
専業主婦の杉山莉緒(りお)(40)は、高校2年生の一人息子・聖将(きよまさ)からのカミングアウトを受け衝撃を受けた
相手を自宅に招いたところ、20歳で一流大学2年生の藤本雄哉(ゆうや)は非の打ち所がない好青年
母親を早くに亡くし、家事は勿論、祖母の介護までしている苦学生の出来杉くん、何より聖将に勝るとも劣らないイケメン
親友の優美にも説得された莉緒は、なんとか二人を認めたが、モヤモヤ
夫・イネ男(父親)(45)には内緒だ
雄哉も聖将も、かわいい彼女がいたのに、、、、モト彼女目線の感情や表現がもう少しあったらと感じましたが、、
母親目線
一人息子本人目線
母親の友人目線
ボーイフレンド目線
父親目線
母親の友人が、保護猫・借金離婚・ひとり親・寝ないで働き、精一杯なはずなのに、理解し過すで、現実的ではないような、、
また、父親(イネ男)が高校時代、友だちから、カミングアウトされたその後が知りたかったかも
本人たちの一生を左右すること
若いときは良くても、壮年老年はどうなるのか、今後は、時間経過の表現も、読者が知りたい内容だとも感じました
★朝食
白米 厚揚げほうれん草味噌汁 サラダシラス ゆで卵 パイナップル オレンジゼリー蜂蜜 ヤクルト
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごしください(^^)
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