goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(息子のボーイフレンド)秋吉理香子

★息子のボーイフレンド 

 秋吉理香子

    2020年


多様性と言われていますが、総論賛成各論反対でしょうか?? もし、家族がそうだったら




高倉健さん倍賞千恵子さんの「黄色ハンカチ」ならぬ、レインボーカラーのハンカチで、息子に対するイネ男(父親)の歩みよりが描かれています




出来過ぎ感はあるもの、それぞれの目線で話しが進みます 会話がテンポ良く、サクサク読めました 




現実は、個別にいろいろあるだろうけど、今回は「深さ」より「浅く明るさ」を著者は、選んだのかな 装丁にも伺えます




専業主婦の杉山莉緒(りお)(40)は、高校2年生の一人息子・聖将(きよまさ)からのカミングアウトを受け衝撃を受けた




相手を自宅に招いたところ、20歳で一流大学2年生の藤本雄哉(ゆうや)は非の打ち所がない好青年




母親を早くに亡くし、家事は勿論、祖母の介護までしている苦学生の出来杉くん、何より聖将に勝るとも劣らないイケメン




親友の優美にも説得された莉緒は、なんとか二人を認めたが、モヤモヤ




夫・イネ男(父親)(45)には内緒だ




雄哉も聖将も、かわいい彼女がいたのに、、、、モト彼女目線の感情や表現がもう少しあったらと感じましたが、、



母親目線

一人息子本人目線

母親の友人目線

ボーイフレンド目線

父親目線




母親の友人が、保護猫・借金離婚・ひとり親・寝ないで働き、精一杯なはずなのに、理解し過すで、現実的ではないような、、




また、父親(イネ男)が高校時代、友だちから、カミングアウトされたその後が知りたかったかも



本人たちの一生を左右すること



若いときは良くても、壮年老年はどうなるのか、今後は、時間経過の表現も、読者が知りたい内容だとも感じました




★朝食

白米 厚揚げほうれん草味噌汁 サラダシラス ゆで卵 パイナップル オレンジゼリー蜂蜜 ヤクルト



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