読了(警視庁刑事の事件簿)杢尾堯もくおたかし
★警視庁刑事の事件簿
作者は、元警視庁捜査一課長
残ったところ
🍀刑事人生
1953年刑事に憧れ、刑事課に配属
ある日、乳飲み子を背に二人の幼子の手を引いてあらわれた女性から、先日のお礼と「五つのハイライト」を差し出された
感謝の気持ちにわざわざ一時間以上かけて訪ねてくれたという事実に感動
五つのハイライトは、長い間、引き出しの中で私を励ましてくれた
🍀刑事は、いささかでも感謝や賞を求める心があると、無意識に打算が働き仕事を選ぶ
感謝や賞は結果として付随するもの
🍀刑事個人の力が、燃える組織を支えている
🍀多趣味な方が現場を細かく観察する眼を養う
🍀凄まじい10件ほど事例があった
マトを得た聞き込み捜査と姿勢
過去20年以上にさかのぼり糸口をさぐる
取り調べは一つとして同じものはない
たった一言の言葉が自供を生む
動機なき犯罪 常識は通用しない
覚醒剤など幻覚幻聴による犯罪にやりきれない思い
身代金目的の犯罪は、犯人確保と被害者の無事がセット
雨の中の警察犬捜査に後悔
不良外国人による犯罪 ヒットアンドアウェイの対策
指紋の神様 15万5千人目の指で犯人にたどり着く
企業恐喝と資機材の開発
🍀犯罪検挙率二割の恐怖
犯罪目的の不良外国人犯罪の増加
日本人の安全の発想
日本の甘い量刑
日本の警察官は発砲しない
窃盗なら捕まってもすぐ出てこられる
少年犯罪の増加
🍀これからの捜査
被疑者との人間関係、信頼を築くこと
昔はアカオチ(刑務所に入る)の前に、ポケットマネーでカツ丼やうなぎを奮発できたが、今は利益供与になる
取り調べのスケジュールの厳格化が、自供のタイミング逃す
弱い刑事にホシがあたった場合、見過ごし迷宮入 組織捜査の盲点だ
🍀暮しと企業を守るため
刑事の資質は、現場が見えること
時に人間らしさも必要
🍀空交番(安全のシンボル) 警察官の不足
🍀反社との訣別
作者は鬼平犯科帳のファン
作者は、刑事の仕事に、三Kの認識はなく、理屈ではわからないが、自分なりの性にあてはまると
🍎 🍊 🍌 🍇 🍉 🍑 🍓
お読み頂きありがとうございます😊
素敵な一日をお過ごし下さい(^^)
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