地元トマトジャム 読了(糸車)宇江佐真理
★地元トマトジャム(右)
ミニトマト・てんさい糖・クエン酸で作っています
お店のオススメは
料理(砂糖の代わりに)
リコッタチーズ(左)にかける
ドライフルーツ(イチジク)も一緒に
★糸車
作者は、江戸の下町を、舞台にした作品がある中、生まれ育った函館の歴史にも、関心を寄せています
今回は、その松前藩の家老だった夫が殺され、姿を消した息子を探すため、江戸に出てきたお絹のお話
お絹は、小間物行商をしながら
同心の持田、茶屋のお君、船宿のおひろ、おひろの不良娘と質屋のどら息子のかけおちなどなど
様々な事件に、巻き込まれながらも、自分で考え行動します
夫の死は、松前藩主への幕府の処分が、関係していると
藩主は、遊興にふけり、ロシアが通商を求めたことを幕府に報告しないなどなど
他に、蝦夷地の経営を委託した豪商が、アイヌを劣悪な環境で酷使、激怒したアイヌが、蜂起したクナシリ・メシリの戦いも起きています
蚕の繭から、引いた糸を何本か、より合わせ、一本の絹糸にする糸車は、出会いと別れが、絡み合い人間の一生を作っていくのと同じ
現代にも通じる内容(社会構造・経済・生活・人間関係)を糸車に託しています
幸せと不幸せは、紙一重、肝腎なのは、何があっても折れない気持ちを持つこと
何事を決めるのは自分だ
(その他)
●占いは、トに口を合わせたもの
トは占うという意味
口は場所や物を表す記号のこと
つまり占いは、ひとつの場所やものごとを決めるということ
●秋明菊は、花と見えるのはガクで、花はつけないそう
●陰間茶屋(女形の)お絹の息子の隠れ家に
●水茶屋では
倹約のお茶(煎茶)八文
香煎(赤米を煎って香りをつける)桜茶は、
二十四文
お絹は、一人で、蕎麦屋や居酒屋に行って、お酒も飲んでいます 気分転換して、前向きです
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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