ざくろのお香 読了(BUTTER)柚木麻子
★ざくろのお香
最近は、ハーフサイズのお香を購入してます
今回は、ざくろ(さわやかさと甘さ)
秋を感じます
★BUTTER
梶山美奈子(カジマナ)は、世間を騒がせている連続不審死事件の被告人
拘置所で、記者の里佳は、何度か面会するうちに、影響を受けて、、
バター好きのカジマナは、里佳の気持ちを熱源に、いきいきと自分を語ります
実際の事件を参考に書かれた作品
人の意見を、まともに受けてしまう人には、怖いのでは
女は痩せていなければと、物心ついた時から、社会にすりこまれている
ダイエットせずに生きていく選択は、覚悟がいるだろう だがカジマナは、自分を許している
己のスペックを無視して、一人前の女であることにOKを出していた その結果、労働や集団から距離を置き、自分にとって良い環境(金銭的にも)を得ていた
カジマナに影響を受け、体重をふやしていった里佳は、自分の適量を知る
失敗を繰り返さないと、自分にとっての適量は分からない
今の自分を、肯定できなくて、自信と狂気に満ち溢れた女の方が、正しい気がして、引き寄せらる生真面目な女達
アッラーは、あなた方に易きを求め、困難を求めない
カジマナは、「絶対的な、包容力を持つには、ストレス悩み葛藤を、抱えてはなりませんから
私は食べたいだけ食べます だって私は女神だから 」と
日本女性は、我慢強さ努力と同時に、女らしさと柔らかさ、男性のケアも当たり前に要求される
里佳は、誰かが、誰かを完全に救済することは、難しいが、逃げ場になってあげることはできる と
でも、一緒にいるだけで、相手から、生きるエネルギーを奪うタイプの人は、いろいろな場にいますね~
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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