goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

生落花生の初物、山本一力(芝浜)

★生落花生の初物


JAで買い物、生落花生が美味しかった


生落花生は、35分ゆでました 苦手な方もいますが、私は好物です


スイカ🍉、梨🍐、桃🍑、りんご🍎、果物多め






★山本一力(芝浜)



落語ファンからも、人気の高い五作品


以前、鈴本演芸場に年一で、通ったことも


お客様お見送りの、追い出し・はね太鼓が、好きです 


九代目林家正蔵の若い頃、ブルックス・ブラザーズのジャケットを着ていたのを思い出しました



●芝浜


お酒ばかり飲んで、仕事に行かない亭主が、ある日を境に、きっぱりと断酒


真面目に働いて、更生していくお話 


更生のきっかけは、妻がついた一つの「ウソ」


「酒はよしておこう また夢になる」がオチ


ハッピーエンドです



●井戸の茶碗


登場人物が、すべて実直な善人


明るい人情噺として人気 


商いが商いにつながり、茶碗が大金に化けます


「今は、裏長屋でくすんでいますが、磨けば立派な、お嬢さまになりますよ」と、屑屋さんが、作左衛門にいいます


「磨くのは、よそう また小判がでてくるといけない」がオチ



●百年目


商家を舞台にした大ネタ


お遊びの場で、番頭が「長らくご無沙汰しています」と大旦那に言ってしまう


その件で、大旦那に「なぜ長らく会っていないような挨拶をしたのかね?」と


隠れて、遊んでいた(悪事)を観念した時の慣用句で、「ここで会ったが百年目=オチ」で使ったらしいです




●抜け雀


一文無しの絵描きが、宿代の代わりに描いた絵から、意外な展開に


後日、初老の絵師が、鳥かごを書いていったと言うと、一文無しの絵描きの顔色が変わった


「度重なる親不孝をお許しください」


「先生 どうしたんです?」


「いや、この鳥かごを書いたのは私の父で」


「そうだったんですか 親子で名人か 親不孝より、むしろ親孝行です  親に、かご書きさせた」がオチ 


※鳥かごを書くと駕籠かき(当時は素行が悪い人の職業)をかけた




●中村仲蔵


江戸時代の名優


身分制度の厳しい、梨園の世界において、役者の最下級「稲荷町」から、名題(最高位)まで出世したと、いう伝説の役者



師匠は、今日の記念にと煙草入れ贈ってくれた 



仲蔵の女房は、泣いて喜び



「お前さんには、すっかり煙にまかれっちまったよ」


「そりゃ違えねえや もらったのは、煙草入れだ」のオチ





お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごし下さい(^^)