goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(ロボット・イン・ザ・ホスピタル)デボラ・インストール

★ロボット・イン・ザ・ホスピタル



シリーズ5作目



1作目ロボット・イン・ザ・ガーデンは、二宮和也主演で映画化、劇団四季でも舞台化されています



ロボットが、日常生活に馴染んだ時代



子どものようなタング(ロボット)とベン夫妻、実子のボニーを中心にして話が進んでいきます 



問題もいろいろ起こりますが、この家族なら多分大丈夫だと思わせてくれます



変化の中、楽しいだけの物語ではなくなってきますが、どのように共存していくかがテーマでしょうか



人間でいえば10歳前後、可愛いロボット・タングは、生意気盛り



でも甘えん坊で、心優しいタングに、父親として成長中のベンが語ります




●笑えるところ

ベンや妻のエイミーに頭を抱えさせたり、「やだ」「すーーーっごく楽しくなりそう」が、タングの口ぐせです



●感心したところ

妻エイミーは、ベンに「あなたの心配はベンのものであって、タングのものじゃない あなたはタングのことを決めつけすぎる」と



●タングの成長

ガンダムは、タングのスーパーヒーロー 


タングは、人口知能を研究するエキスパートであるカトウと、ゲーム談義で盛り上がります


ベンは、タングにはタングの世界があるのだと気づきます 



●その他

学校を辞め、家庭で学ぶ娘ボニー(自閉症スペクトラム症)の研究発表


介護ロボットのフランキー 


タングは、エイミーの出産を手伝った時、抱いていた助産師への夢へと、小さな一歩を踏み出すことに



多様性の問題に、どう向き合うかも書かれていますが、タングの素晴らしい言動に感心



一番は、タングとベンの絶妙にかみ合わないやり取り、笑えました~




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