奏でるオブジェ 読了(帆立の詫び状)新川帆立
★奏でるオブジェ(題名)
散歩途中、立ち寄り
★帆立の詫び状
東大出、弁護士、プロ麻雀士、小説家
「元彼の遺言状」で、このミス大賞、ドラマ化、他の作品も話題に そしてアメリカへ逃亡
商業作家(出版社からこんなものを書いてとリクエストを受ける)というものに、悩んでいると
●アメリカのワクチン接種
合理的でも真面目でもない人間像を想定し、そんな人間でも参加したくなる仕組み作り
短期間でスムーズに実施、特典をつけて接種させようと
5億円宝くじ、無料ワイン、大学奨学金くじ など
●ブラジリアンレモネード(ライムとコンデンスミルク)
●アメリカ軍隊は、18歳から入れる
銃の所持年齢を、18歳から21歳に、引き上げる検討が
軍人(仕事)は大人扱い(18歳)、他方を子供扱い(21歳)では、法律同士で平仄がとれず、欺瞞だ
銃は地域で検討 メキシコのギャング集団が越えてくるところと、そうでないところがあるから
●現地人と同じように、空気を読んで、身なりを整える 地元民に擬態するのが最善 全体的にカジュアルで軽装、機能的だ
●10年くらい前から、全米で、「ボディポジティブ」ムーブが
メディアやCMに作られた「白人のスリムな身体」固定観念でなく、ありのままを受け入れ、愛していこうの動き
日本語のボディポジティブは、言い訳、開き直りだが
他人の見た目をジャッジし、文句をつける人は、他人をモノに見ている証拠
他人をモノのように、扱わないと満たされない自尊心があるのだろう
●書評家が、作家の見た目に言及する
褒められたからいいという問題でなく、こういうところで、女性作家の神経がすりへり、活力がそがれ、やる気が失われる
●バック愛
アメリカ(コーチ)は丈夫、ヨーロッパ(エルメス)は綺麗
●チャップリン最大の特徴は、完璧主義者
5歳から舞台に立ち、世界巡業をこなしていた
世界中で笑ってもらえるユニバーサルな娯楽を提供するため、適切・不適切の理解
チャップリンに影響を受けたディズニー
フロリダのディズニーはエンタメ小説、 東京のは純文学
●国は、正当化に失敗することがある
俗にいう「悪法も法たるか」は、順次改正されるが、改正前は有効なので、悪法とわかっていても従わなくてはいけない
国が、正当化を試み続けるという点が、国と盗賊を分かつのだ
●近年の言論空間に建前を笑う「冷笑系」が見られる
例えば、戦争反対とお題目を唱えても仕方がない 侵略戦争は、国際法違反だが、強制力が乏しい国際法は無意味 と
「戦争はいけない」お題目を唱え続けること、そのものに法と正義の支配する世界の根底がある
国際法がなければ、ロシアを非難する道具さえない
力があれば、何をしてもいい世の中になる
無秩序で、弱肉強食な世界に、国際法は建前を持ち込んでくれる
全く力がないわけでない国際法を、盾に外交を進める 平和を支える知的な取組が放棄されないように
●予定調和を裏切るエンタメは、脳が活性化、気持ちが若返る
●最近読んだ本
川崎淳与さん「80代の今が最高と言える」
光野桃さん「おしゃれ幸福論」
第三次白洲正子ブーム
小泉喜美子さんのエッセイとミステリー
●東大に行ったことで、生きづらくなった面はあるが、足を引っ張ってくる人たちは放っておいて、勉強はしたほうがいい
知識がないと他人を尊重できないと思うと
●ガチャピンの「努力とは、未来をみすえて、今を生きること」
●小説のドラマ化に際し、脚本は読まないけど、原作利用許諾契約書を熟読
もっと面白い内容かと思っていたのでしたが、真面目な方です〜
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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