★出世する武士、しない武士
江戸の出世をめぐる物語
沢山の人間模様がある中、伊藤博文をわらしべ長者、強運と世渡り上手と評しています
🍀伊藤博文
松陰に才能をみいだされていた
小五郎らと尊皇攘夷運動の先兵
幕末、下級武士から出世した人は現状維持を考える必要なく、ゼロベースで新しい発想できた
博文は公金横領(後から藩説得)して密航の費用にした
商船に乗り込み、渡航目的を「海軍ネイビーを学ぶこと」を間違えて、「航海術ナビゲーション」と言ってしまい、イギリスまでの半年間、学生でなく水夫と扱われて悲惨な目にあった
下関戦争での和睦交渉で、博文の英語力で、晋作の機転もあり、戦争責任を幕府に転嫁することに成功、莫大な賠償金を回避
海外兵と武士の事件の交渉役に、原因は言葉が通じなくお互いの習慣を理解していないもの
日本は切腹処分で世界にハラキリを印象づける→博文は文明国同士のつきあいや国の信用を考える
兵庫県知事→日米修好通商条約の条約改正の岩倉使節団で渡米、交渉
内閣制度の導入で、三条実美でなく、博文が総理大臣に
強運と努力と度胸で、農民から総理大臣に
🍀小栗上野介忠順
博文が勝ち組なら、負け組
幕府最後の改革者でありながら、慶喜に嫌われ、最後は新政府に捕われ斬首
🍀井伊直弼
評価が分かれる
32歳まで部屋住みで貧しい生活
直弼が大老になった時、「日米修好通商条約を拒否して列強と戦う」か、「条約を受け入れ攘夷派との内乱を戦う」の二者択一だった
列強と戦っていたら、清のような植民地になっていたかも
🍀上杉鷹山
ケネディ大統領に尊敬する人といわれたが、逆らう重臣たちを一掃した
🍀柳生十兵衛
江戸時代に活躍した史実がないのに、創作が独り歩き、なぜか好かれた
🍀松平信綱(松平伊豆守、家光のころ)
知恵伊豆と呼ばれる
仕事はできるのに、嫌われる(コミニケーション能力が?)
🍀遠山金四郎
上司に嫌われ、閑職に 弱き味方
🍀大久保彦左衛門
太平の世の中になり、リストラ待ち期間に書いた愚痴本がベストセラー
🍀榎本武揚
幕府で失脚、新政府で出世
🍀伊能忠敬
50代半からセカンドキャリア
日本地図があまりにも精密なため、幕府は秘蔵 この地図をシーボルトが持ちだそうとする
🍀佐久間象山
時代を先取りしすぎ、危険思想扱いされた
🍀久坂玄瑞
長州藩の過激派リーダー
松陰の妹を「顔が好みでない」と一度振る
🍀長谷川平蔵
下に好かれ、上に嫌われ、あまり出世できなかった
🍀田沼意次
石高95倍の出世、賄賂で有名
米以外の収入に目をつけるアイデアマン
財政改革(株仲間など)
開明的で新しいもの好き
🍀大岡越前
実直なオペレーションが目にとまり、奉行は普通60歳だが、最年少42歳で抜擢された
🍀柳沢吉保
将軍に代わり意思決定
綱吉に気に入られただけに「虎の威を借る狐」といわれたが、最近は、公平で誰からも好かれる人物と評される
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