goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了 アイネクライネナハトムジーク

★読了 

アイネクライネナハトムジーク

伊坂幸太郎

アイネ・クライネ・ナハトムジーク」はドイツ語



モーツァルトが作曲した曲名



「ひとつの・小さな・夜の音楽」という意味



「ナハトムジーク」は多くの場合、親しい相手から贈られる「音楽のプレゼント」



夜、貴族や高貴な人々の館の前で、贈り物として野外演奏される軽い曲だそうです



この物語は、ミュージシャン・斉藤和義が、伊坂幸太郎に作詞を依頼したことで、生まれたそうです



そして、映画『アイネクライネナハトムジーク』は、三浦春馬主演、音楽を斉藤和義が担当しています



物語は

同じ場所を生きる人々の、10年という時間をゆるやかに移動する短編集です



1つの短編の中心にいた人物たちの後日談を、他の短編に、たくみにもぐりこませています



読みやすく、読後感はとても良いです 少年少女の心情含め、良くも悪くも人間性の表現がわかりやすかったです



印象に残った表現


「まだ半分もある」と述べることも、「もう半分しかない」と述べることも可能なように、情報や統計は見せ方により、どんなものにも根拠として使える



お母さんに言われます  自分が正しいと思いはじめたら、自分を心配しろと



人生における選択とは、個人の意志だけで行われるものではない 人間関係のそれぞれから少しずつ価値観や勇気をもらい、自分が持ち得た全部を使って、人は何かを選ぶ



★朝食

白米 ほうれん草人参チゲスープ つくね サラダツナ 豆腐バー 林檎 ヤクルト




お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごしください(^^)