読了 龍神の子どもたち
★龍神の子どもたち 乾ルカ
令和2年
地元の新中学生の幸男が、説明する形で進められる
自分の集落が、都市開発の余波で、地元とニュータウンとに分かれて、何かと騒がしい
小学校までは、それぞれだったが、中学校は合同で、いじめから逃れるため、幸男はニュータウンの仲間入りしてしまう
ニュータウンの子は洋式便所を自慢し、地元の子は鍵っ子が多い中、夏休みに両派の男女9人は林間学校に参加
しかしその晩、突然の土砂崩れが宿舎を飲み込み、大人は全員死亡してしまう
集落には神の山と、天災が絶えない禁忌の山が並び、開発派は戒めを無視し、人災を起こしてしまう
9人は、必死に神の山を目指す。闇に怯え難所を越えるなか、お互いを理解し始め、力を合わせ助け合う
新中学生が極限状態で結んだ友情が、残念ながら大人には理解されない
でも「自分で考えて生きる」が体験できた
印象に残った表現は
覚えているだけじゃ役に立たないって、前言ってたよな それ役立てるの今かもしれない
お前の頭の中にあること全部が、ヒントになるかも
ちゃんと過去の仕打ちをわびた彼にも、ほんのり好感を持った
たまたまでもなんでも、今ここにあることが重要なんだ
★朝食
白米 ほうれん草煮干し味噌汁 サラダ菜 ゆで卵 人参ツナあえ ちくわオイスターソース炒め ヤクルト デコポン
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごしください(^^)
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