読了 愛すること、理解すること、愛されること
★読了
李龍徳
愛すること、理解すること、愛されること
著者は在日韓国人三世
文藝賞「死にたくなったら電話して」 野間文芸新人賞候補「報われない人間は永遠に報われない」
どちらもセンセーショナルな題名、ハードな内容だが、傑作とのこと
この物語は、謎の死を遂げた後輩の妹に招かれ、軽井沢の別荘に集まった4人の男女
過去と現在、そして未来。それぞれが自らの人生を語るうちに、愛と憎しみの感情が丁寧に描かれています
憎しみや嫌みやイライラの表現が、なんパターンも
裏読みも必要な言い方も、詳しく説明がされてます
お互いの性格もわかりすぎるので、他人が聞いたらきつい言い方も日常会話にされ、新鮮です
読後感は悪くありませんし、サクサク読めました
印象に残った表現は
人生はやり直しがきくって、随分軽い覚悟で使われちゃってるフレーズだけど、でも私は心からそう思う 単純な真実
っていうか、生きていくしかない その中で創意工夫は当然のこと
責任とか母性とか、心があるかないかと言葉を弄して、呪いみたいなワードがやがて自身に刃を向けるようになるか心配
★朝食
白米 ほうれん草煮干し味噌汁 ゆで卵 豆腐バー サラダ 苺 ヤクルト
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごしください(^^)
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