goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(知的な老い方)外山滋比古

★知的な老い方


1983年刊行「情報の整理学」が212万部  2020年7月96歳で亡くなりました 



どんな生活をされたのか、目に浮かぶような、93歳の一冊



作者は若い時に、病弱、喘息の持病もあり、憂鬱な日々を送っていたと



それが病弱に馴れたのか、弱いなりに、人並みに動きまわれるようになったそうです 



自分にあった、めいめいの老い方の工夫が、大切と書いています 



老後(ローマ)は一日してならずですね~



「情報の整理学」の部分もあり、それは、一日を二日にすること



朝の思考は、みずみずしく、健康、イキが良いので、二回寝る(朝を二回)


個人差あると思いますが、、


一日を二日にするとは

●朝4時目が覚めたら、ガバと起きるのは体によくないので、20分くらい床の中で、モゾモゾする


起きたら家の通りをはく ついで信心している近所のお地蔵さんにおまいり 


●地下鉄(定期券)に乗って、皇居の散歩しながら、歌を歌ったり、ぼんやり考えごとをする 


●帰ってきて、シャワーを浴び、下着をごしごし手洗い 


●朝食 →二時間寝る また生まれたかと、起きて顔を洗う 


●図書館に、二時間原稿を書く 


●うちに戻り昼食 一休み 


●図書館に、三時間原稿を書く 


●夕方帰宅、ニュース見ながら夕食 →就寝



(その他)

✦岸信介元首相の

ころぶな

風邪ひくな

義理をかけ でなく


「していけない」 でなくて、積極的に老いに立ち向かう 


攻撃は、最大の防御、老齢人生観が変わったそうです


サムエル・ウルマンの

「年を重ねただけでは人は老いない 

理想を失うとき初めて老いる」

自分を励ます言葉と



✦自分で会を作り、自任の会長になった お山の大将は自分でなる それが生きがいになる ありがたいので、たまにお礼の食事会を開いたり、それもいい気分と


✦株式投資 人はカネなくして生きていけない、カネをいやしいものとせず、どうしたら恥ずかしくない方法でカネを得るか


老人のすることは、与える愛であるべし 喜びは自ずから生ずる


✦おしゃれ 雑談 眠り 捨てること


✦忘れることを怖れない、記憶を頭にため込めば、頭の安全にかかわる危険がある ただ忘れるばかりでなく、新しいこと楽しみを頭に入れてやること



✦自分からほめることを心掛けた ほめられると人は元気を出す ほめてくれる人がいるのは幸せ



✦昔、老人は早く亡くなったから、頭を遊ばせても早くにお迎えがきたが、、今は、違う 新しいことを始める、飽きたら次だ



✦病気の早期発見は、大切だが、医師のいうことを深刻に受け止めると、ストレスになる場合がある 



✦金さえあれば、ぜいたくな老人ホームがあるが、そうでなく、張りのある生活がしたい ホテル生活は?と  そう考えると心が軽くなったそうです



お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごし下さい😊