読了(知的な老い方)外山滋比古
★知的な老い方
1983年刊行「情報の整理学」が212万部 2020年7月96歳で亡くなりました
どんな生活をされたのか、目に浮かぶような、93歳の一冊
作者は若い時に、病弱、喘息の持病もあり、憂鬱な日々を送っていたと
それが病弱に馴れたのか、弱いなりに、人並みに動きまわれるようになったそうです
自分にあった、めいめいの老い方の工夫が、大切と書いています
老後(ローマ)は一日してならずですね~
「情報の整理学」の部分もあり、それは、一日を二日にすること
朝の思考は、みずみずしく、健康、イキが良いので、二回寝る(朝を二回)
個人差あると思いますが、、
一日を二日にするとは
●朝4時目が覚めたら、ガバと起きるのは体によくないので、20分くらい床の中で、モゾモゾする
●起きたら家の通りをはく ついで信心している近所のお地蔵さんにおまいり
●地下鉄(定期券)に乗って、皇居の散歩しながら、歌を歌ったり、ぼんやり考えごとをする
●帰ってきて、シャワーを浴び、下着をごしごし手洗い
●朝食 →二時間寝る また生まれたかと、起きて顔を洗う
●図書館に、二時間原稿を書く
●うちに戻り昼食 一休み
●図書館に、三時間原稿を書く
●夕方帰宅、ニュース見ながら夕食 →就寝
(その他)
✦岸信介元首相の
ころぶな
風邪ひくな
義理をかけ でなく
「していけない」 でなくて、積極的に老いに立ち向かう
攻撃は、最大の防御、老齢人生観が変わったそうです
サムエル・ウルマンの
「年を重ねただけでは人は老いない
理想を失うとき初めて老いる」
自分を励ます言葉と
✦自分で会を作り、自任の会長になった お山の大将は自分でなる それが生きがいになる ありがたいので、たまにお礼の食事会を開いたり、それもいい気分と
✦株式投資 人はカネなくして生きていけない、カネをいやしいものとせず、どうしたら恥ずかしくない方法でカネを得るか
✦老人のすることは、与える愛であるべし 喜びは自ずから生ずる
✦おしゃれ 雑談 眠り 捨てること
✦忘れることを怖れない、記憶を頭にため込めば、頭の安全にかかわる危険がある ただ忘れるばかりでなく、新しいこと楽しみを頭に入れてやること
✦自分からほめることを心掛けた ほめられると人は元気を出す ほめてくれる人がいるのは幸せ
✦昔、老人は早く亡くなったから、頭を遊ばせても早くにお迎えがきたが、、今は、違う 新しいことを始める、飽きたら次だ
✦病気の早期発見は、大切だが、医師のいうことを深刻に受け止めると、ストレスになる場合がある
✦金さえあれば、ぜいたくな老人ホームがあるが、そうでなく、張りのある生活がしたい ホテル生活は?と そう考えると心が軽くなったそうです
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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