読了(妖怪の子預かります10)廣島玲子
★妖怪の子預かります10
妖怪の子預かります
シリーズ完結編
大人と子供の妖怪達が沢山
涙あり笑いあり
人間ぽく魅力的でした
主人公の千弥は昔妖怪、今は、按摩の青年となり、養子の弥助を可愛がっていた
弥助は、人間だけど、妖怪の子を預かり、いろいろな事件に巻き込まれる
ある日、千弥は、弥助を守るため、記憶を失う代償を払うのも覚悟で、妖怪と戦う
あれだけ猫可愛がりしていた千弥が、弥助の事を忘れていってしまうのは何よりも辛い事だ
千弥は、弥助を思い、人魚の肉(元気になる)を食べさせようとしたり
座敷童(家の繁栄を招く)のとよを家に入れたり、、
ある日、弥助は、病鬼あらめの子・苦丸(人間の生気が好物)を預かる
悪役の生気を吸わせるが、弥助の心に悪意(憎しみ怒り)が、負の思いが、跳ね返りとなり、弥助自身の身体にも影響が出る
その後、千弥は、記憶のあるうちに、弥助のもとを離れる決心をする
弥助は、懸命に千弥を探す
妖怪達が一緒に探してくれて、千弥の無事を願ってくれて、待ってくれたところ、良かったです
ようやく千弥は、弥助の元に戻ってきたが、千弥は赤子になってしまった
弥助は大変になるけど、千弥を育てる決心をする
助けてくれる妖怪達もたくさんいるしと
周囲があなたを大切という気持ち、人間にも、作者の願いがあるのかな~
その他、冬のあやかし・細雪丸も優しく、妖怪奉行所 奉行・月夜公と千弥の友情も良かった
思いもよらぬ形で、千弥(赤子)が帰ってきてという展開は、弥助の新たな成長となる
二人はこれからも一緒だ めでたしめでたし~
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お読み頂きありがとうございます😊
素敵な一日をお過ごし下さい(^^)
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