goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(妖怪の子預かります10)廣島玲子

★妖怪の子預かります10


妖怪の子預かります 

シリーズ完結編



大人と子供の妖怪達が沢山 

涙あり笑いあり 

人間ぽく魅力的でした



主人公の千弥は昔妖怪、今は、按摩の青年となり、養子の弥助を可愛がっていた



弥助は、人間だけど、妖怪の子を預かり、いろいろな事件に巻き込まれる



ある日、千弥は、弥助を守るため、記憶を失う代償を払うのも覚悟で、妖怪と戦う



あれだけ猫可愛がりしていた千弥が、弥助の事を忘れていってしまうのは何よりも辛い事だ



千弥は、弥助を思い、人魚の肉(元気になる)を食べさせようとしたり



座敷童(家の繁栄を招く)のとよを家に入れたり、、



ある日、弥助は、病鬼あらめの子・苦丸(人間の生気が好物)を預かる



悪役の生気を吸わせるが、弥助の心に悪意(憎しみ怒り)が、負の思いが、跳ね返りとなり、弥助自身の身体にも影響が出る



その後、千弥は、記憶のあるうちに、弥助のもとを離れる決心をする 



弥助は、懸命に千弥を探す

妖怪達が一緒に探してくれて、千弥の無事を願ってくれて、待ってくれたところ、良かったです



ようやく千弥は、弥助の元に戻ってきたが、千弥は赤子になってしまった



弥助は大変になるけど、千弥を育てる決心をする



助けてくれる妖怪達もたくさんいるしと



周囲があなたを大切という気持ち、人間にも、作者の願いがあるのかな~



その他、冬のあやかし・細雪丸も優しく、妖怪奉行所 奉行・月夜公と千弥の友情も良かった



思いもよらぬ形で、千弥(赤子)が帰ってきてという展開は、弥助の新たな成長となる



二人はこれからも一緒だ めでたしめでたし~



🍎 🍊 🍌 🍇 🍉 🍑 🍓


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