読了(ロボット・イン・ザ・ホスピタル)デボラ・インストール
★ロボット・イン・ザ・ホスピタル
シリーズ5作目
1作目ロボット・イン・ザ・ガーデンは、二宮和也主演で映画化、劇団四季でも舞台化されています
ロボットが、日常生活に馴染んだ時代
子どものようなタング(ロボット)とベン夫妻、実子のボニーを中心にして話が進んでいきます
問題もいろいろ起こりますが、この家族なら多分大丈夫だと思わせてくれます
変化の中、楽しいだけの物語ではなくなってきますが、どのように共存していくかがテーマでしょうか
人間でいえば10歳前後、可愛いロボット・タングは、生意気盛り
でも甘えん坊で、心優しいタングに、父親として成長中のベンが語ります
●笑えるところ
ベンや妻のエイミーに頭を抱えさせたり、「やだ」「すーーーっごく楽しくなりそう」が、タングの口ぐせです
●感心したところ
妻エイミーは、ベンに「あなたの心配はベンのものであって、タングのものじゃない あなたはタングのことを決めつけすぎる」と
●タングの成長
ガンダムは、タングのスーパーヒーロー
タングは、人口知能を研究するエキスパートであるカトウと、ゲーム談義で盛り上がります
ベンは、タングにはタングの世界があるのだと気づきます
●その他
学校を辞め、家庭で学ぶ娘ボニー(自閉症スペクトラム症)の研究発表
介護ロボットのフランキー
タングは、エイミーの出産を手伝った時、抱いていた助産師への夢へと、小さな一歩を踏み出すことに
多様性の問題に、どう向き合うかも書かれていますが、タングの素晴らしい言動に感心
一番は、タングとベンの絶妙にかみ合わないやり取り、笑えました~
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい(^^)
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