読了(ロザムンドおばさんの贈り物)ロザムンド・ピルチャー
★ロザムンドおばさんの贈り物
BTSジミンちゃん大好き・絵を素敵に書くkinokoさんから、教えて頂きました(^^)
ロザムンド・ピルチャーはイギリスの小説家 コーンウォールを舞台にした小説で、世界中で6,000万部以上売れています
作品は
若い者は、老いた者の生き方を見つつ、自分の将来を見つめ、、
老いた者は、過ぎ行く時と今の自分を意識しながら、あたたかい目で若い者を見つめる、、
でしょうか
1993年頃の作品、翻訳者の思い入れもあり、柔らかい会話も和みます
派手ではないけれど、登場人物に読者に、素敵な贈り物です
みんな、とまどいの中、小さな勇気を出して、次への人生に踏みだします
イギリスの田園、衣食住、ゆったりした時間も豊かです
●あなたに似たひと
冬のスキー場、自分に自信が持てないジーニー
マンリー中佐のフォローで、スキーをすることに
彼がある人に「ほんのちょっとの心づかいと励ましがあれば、このひとは、きみの期待に十二分に応えられると」と声をかける
●忘れられない夜
上司夫妻を、新居に招待する日をうっかり間違えた夜
ジェームズとヴェロニカは、なんとか知恵を絞り、今あるもので、夫妻をもてなそうとする
●午後のお茶
夫が亡くなり、二人の子供とふるさとの村に戻ったヴェロニカ
広い家を2つに分け、ひとつをブルックリン大学の教授に貸すことに
子供達が、寄宿舎に行くことになり、一人になった彼女は、教授から子供達の言葉を伝えられる
●白い翼
一人娘の出産を控えた母親が、難産を心配し、無事に生まれるまでを細やかに描く
彼女は、気持ちを静めようと、朝早く、湖に散歩に
十二羽の白鳥が、永遠のかなたへ飛び去った姿は美しかった
●日曜の朝
二人の娘がいる女性と結婚したビル
日曜日の朝に起きた出来事を通し、娘達と通じ合うことに 父親になる足がかりのお話
●長かった一日
親しくしていた60歳のソーコムさんが、亡くなり動揺した8歳のトビーの一日
トビーは
「生きる」ということについて、ずいぶん教わった気がすると
「羊の出産に立会い、姉と友人が仲直り」
「母さんは、死ぬってことは生きていることの一部だと
ウィリーは、死は、神様と自分との間の秘密だと
おばあちゃんは、死には、それぞれの人が、登っていく高い山の輝かしい頂上だと」
でもトビーは、ソーコムさんがどこにいようと、全て承知しているんだと感じた
●週末
好きだけど、結婚には踏み出せないエリナ
相手ではなく、自分に自信が持てないのだ
若くして、夫を亡くした自分の母親の姿が、その理由だ
ある時、旅先で、出会った素敵な高齢カップルの妻と、話をしたエリナは、前に進もうと決意する
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい(^^)
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