読了(ロザムンドおばさんのお茶の時間)ロザムンド・ピルチャー
★ロザムンドおばさんのお茶の時間
「ロザムンドおばさんの贈り物」の第二弾です
季節感あふれる描写を、人とのつながりや成長に例えています
共通するのは、世代を超えて交流を大切にするでしょうか
●雨あがりの花
ラッパスイセンに象徴される早春の描写が、キレイです
静かな死を、迎えようとしているお屋敷の主ミセス・ファークワに、会いに来た若い二人
初恋だった人と再会し、進展するお話
村の、お騒がせな夫人の描写やエピソードや、悪口も面白いです
●湖に風を呼んだら
初夏の湖面に吹く風が、気持ちよく書かれています
幼なじみ同士、あまりに近すぎて兄妹のようにしてきた二人
ジェニーはずっと好きだったが、フォーガスは、都会的なローズと
婚約している
●気がかりな不在
順調な新婚生活だったがジュリアンとアマンダ
ジュリアンの毎週のゴルフでふとしたすれ違いが、、
ある日アマンダとの会話に違和感が、、
信頼できる伯母に、夫婦は話さくなったら深刻と言われ、ジュリアンは落ち着かない
●丘の上へ
身重の姉に対し、少年(10歳)のいたわりと不安が、書かれています
はじめて田舎暮しをして、自然の厳しい一面を知った少年
恐れながらも惹かれた丘の一軒家に住む男と、協力して、姉の無事な出産のために力をつくす
●父のいない午後
思春期の少女が主人公
いろいろと不安不満があるが、、ある日、新しい生命の誕生に出会い前に進む
少女は、継母に対するかすかな反発がある
しかし、継母の出産により、「女は女同士」という連帯感に変わっていく
●再会
闊達なメイベル伯母さん
彼女が住むキントン城で、パーティーが開かれる
キントン城は、古く大きく、管理が大変
かつては親戚知人が集まり、楽しくすごした
久しぶりに会ったキティとトム
離婚しシングルマザーになったキティと過ごすうちに、トムは自分の気持ちに気づいていく
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい(^^)
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