読了(病院でちゃんとやってよ)小原周子
★病院でちゃんとやってよ
現役看護師が描く、リアル介護ストーリーです
大浦東病院リハビリ病棟には、次から次へと患者がやってくる
病院は、治療するだけの場所ではなくなった
35歳独身の大八木新菜は、リハビリ病棟で働く看護師
家に帰ろう、帰りたいと望む人達の手伝いをする
新菜は親子三人、子供のころ、借金返済で貧しい生活
高校時代は、バイト代を家に入れ卒業後、奨学金とバイトで、看護学校卒業し病院に
二間台所風呂トイレ5万円の一人暮し 節約生活しながら、貯金も
楽しみは、エアロビ いろいろあるが、リハビリ病棟(退院支援)は、やりがいのある仕事
死ぬまで入院可能が、時代と共に変わり、一定期間で退院させなければ、国が病院への診療報酬を負担してくれない
「おまえら、患者のいうこと聞いていりゃいいんだよ 治せよ治せ」
現実を見ず、介護従事者を召し使いかのように扱ったり、自分勝手な希望を押しつける患者家族もいる
退院したら誰が看るかで揉める家族
母を元通りにするまで帰すなと威張り散らす息子 など
新菜は、甘えられる相手は、いない 寂しさを感じるが、弱音を吐いているときでない、、
介護の家族の教育から始めようと
そんな時、看護師長から「大八木さんは、家族に責任を負わせるのが、好きね 考えが足りないのよ ナースとして」
どこでもいる、モンスター
新菜は、家族に振り回されていますが、母親に対しては、古臭い価値観で人間ぽいです
いちいち落ち込んでもと言い聞かせますが、オリはたまるでしょうね
次から次へと、患者の担当と送り出し、、前の患者との問題点や解決法もないまま慌ただしく過ぎますが、、
読み物としては、患者送り出しの後日談もほしいところでした
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい(^^)
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