読了(我らが隣人の犯罪)宮部みゆき
★我らが隣人の犯罪
デビュー作の短編集
平成2年刊行
時代背景もあり、特殊関係人・ワープロのワードもありますが、人情的な内容なので、今読んでも楽しいです
🍀「我らが隣人の犯罪」
誘拐するのは、主人公側なのに、隣人の犯罪とは
中学1年の誠 父と母そして妹の智子の4人家族
念願のタウンハウスに引越したのだが、隣家の女性が、室内で飼っているスピッツ・ミリーの鳴き声に終日悩まされることになった
誠と智子は、家によく遊びに来る毅彦おじさんと組み、ワンコを誘拐することに
作戦実施で、思いもかけない脱税書類とか出てきたり ワンコの首輪に宝石が隠されていたり
🍀「この子誰の子」
子供が主人公、子供の視点で進む
両親の留守中に、突然訪ねてきた父の愛人と子供
少年にはある秘密があり、愛人の子どもは隠し子でないと、愛人と対峙する
でも、その子どもは、少年の弟という驚きの結末で、ラストに納得
🍀「サボテンの花」
どうしてもサボテンを研究したい6年生
サボテンと意思疎通ができるというのだ、、
教頭先生は、担任の反対を押し切り、応援
研究成果の発表は、大成功だった
ワン・アヘッド・システムを使ったトリックが面白い
サボテンを使ったテキーラをプレゼントされた教頭先生、生徒達に好かれてました(^^)
🍀「祝・殺人」
バラバラ殺人の謎とき
この短編の中で、唯一グロい表現があり、犯人の動機が判明すると、少し救われない気持ちになります
主人公は警察官ですが、結婚式場のエレクトーン奏者の推理で物語は進みます
🍀「気分は自殺志願」
主人公はミステリ作家
散歩途中に知り合った中年男性から相談が
彼は、インフルからの後遺症(味覚障害)に悩み、誰にもばれない自殺の方法を考えて欲しいと頼まれる
作家は、逆に、彼の長年の夢(本屋経営)をかなえるため、作戦をたて、、
そして、どんでん返しに成功 めでたしのお話し
🍎 🍊 🍌 🍇 🍉 🍑 🍓
お読み頂きありがとうございます😊
素敵な一日をお過ごし下さい(^^)
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