goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(食堂つばめ7)矢崎存美

★食堂つばめ7


死と生の間にある食堂つばめ

訪れる人たちが、奇妙な臨死体験をする



「概ね幸せ」 良い言葉でした~



食堂には、料理人のノエと秀晴、キクとりょうさんがいる



ノエはどんなメニューも作ってくれ、美味しいと感じること=食べることは生きる気持ちにつながるのだと



ノエは、現実の世界に戻り「あなたはもうすぐ死ぬから気をつけて」と教えている 



だからノエの記憶は空っぽだ

何故なら、死の世界の時間は動かない、死んだ人は、歳を取れないから、思い出が減っていくのだ




🍀エスプレッソ(ある歌手の死)

物凄く具沢山の硬くて、酸っぱいパンの、サンドイッチが美味しいそう


つばめ食堂で、理想通り歌えた七十歳の歌手が、現実の世界に戻る決心する



🍀ハンバーグ(内なる声)

貧困家庭、一人親家庭の少年は、ファミチキとおにぎりばかり食べていた


好物がわからない少年は、ノエに威圧され料理を教わる話



生き返ると、記憶は無くなるかもしれないけどと言われたが、、身体が覚えていた(内なる声)



お母さんは、喜びながら、泣きながら、ハンバーグを食べる




🍀カタラーナ(プリン)(ひかりの子)

年金と合わせて暮らしていた小説家と幼い頃の友人の再会の話し


その友人は、イマジナリーフレンドだ



イマジナリーフレンドは、架空のお友だち 一人遊びをしている時に出てくる


なんでも、その時仕入れた新しい知識を空想に取り入れ、それをノートに書き、物語に 



小説家は、現実と死の世界のどちらにするか悩む



現実の世界は、恵まれたけど、いろいろな感情がまとわりつく



死の世界は、自分の感情をもてあますことはない 魅力的だが




🍀記憶の水

生と死の間の街に流れる川


川に触れると、記憶が一時的によみがえるとか 


ギリシャ神話の忘却のレテの川を、連想


レテの川(冥府へ下った亡者はその水を飲んで過去のいっさいを忘れる)


川の水の謎と ノエの記憶がは戻るのか次回作で判明



🍎 🍊 🍌 🍇 🍉 🍑 🍓



お読み頂きありがとうございます☺

素敵な一日をお過ごし下さい(^^)