goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(妖たちの気ままな日常)廣島玲子

★妖たちの気ままな日常



人気のお江戸妖怪ファンタジー

第3弾


妖怪たちがかわいく、妖怪のイラスト見ながら、想像して、楽しめた


妖怪の人情物


江戸の片隅で、養い子の千吉(せんきち)と暮らす青年弥助(やすけ)は、実は妖怪の子預かり屋



妖怪達の日常を描いた短編9編



🍀「軒先にたたずむもの」

軒先にたたずむひとりの妖怪、人恋しそうな彼女を、弥助は家に招き入れる 言霊姫だ

弥助がすっかり少年になり、千吉の幸せを祈る


🍀「仲の悪い三兄弟」

石地蔵(いしじぞう)そっくりの妖怪が子供達を預けにきた だが三人の兄弟は仲が悪く喧嘩(けんか)ばかり


🍀「迷子のへちま」

迷子になったへちまは、導かれ、妖怪を助ける 鬼に殺された母娘が猫の姿になり、へちまの家にやって来て、幸せに暮らす


🍀「蛍(ほたる)狩り」

暗闇の茶室で、蛍が飛び交う

萩乃・飛黑(烏天狗)夫婦や、時津・朱刻(蛙)夫婦の馴れ初めや、夫婦のあり方や、喧嘩の落とし所を描く


🍀「秘密の茶飲み仲間」 

妖怪奉行所奉行の月夜公が、兎の妖怪・玉雪と、秘密の茶会を 幼い妖怪の子育てエピソードの共有が目的だが、茶会が楽しみの場になる


🍀「蛙(かえる)達の家探し」

子沢山の蛙夫婦がドジョウ夫婦と、家を交換 狭い家(瓢箪)から広い沼に引っ越し でも子供達は、家が広くなっても、親にピッタリくっついて寝る姿が可愛い


🍀「冬の訪れ」

ものを持たない妖怪なぎが、可愛いがられる千吉に嫉妬する ある日、千吉からどんぐりをもらったなぎ、贈り物が、自分がもらうより誰かにあげる時が、ワクワクすると楽しそうに帰る


🍀「年末の餅(もち)つき」

餅つきの助っ人に現れた、あせび姐さん、めちゃくちゃ男前で優男の十郎とお似合い


🍀「鼓丸(つづみまる)の毛」

たくましい妖怪に憧れているが、ある日、毛並みフサフサの鼓丸が水浴び

ガリガリな姿を見た彼に、年下の子供達が饅頭をプレゼント



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