読了(妖たちの気ままな日常)廣島玲子
★妖たちの気ままな日常
人気のお江戸妖怪ファンタジー
第3弾
妖怪たちがかわいく、妖怪のイラスト見ながら、想像して、楽しめた
妖怪の人情物
江戸の片隅で、養い子の千吉(せんきち)と暮らす青年弥助(やすけ)は、実は妖怪の子預かり屋
妖怪達の日常を描いた短編9編
🍀「軒先にたたずむもの」
軒先にたたずむひとりの妖怪、人恋しそうな彼女を、弥助は家に招き入れる 言霊姫だ
弥助がすっかり少年になり、千吉の幸せを祈る
🍀「仲の悪い三兄弟」
石地蔵(いしじぞう)そっくりの妖怪が子供達を預けにきた だが三人の兄弟は仲が悪く喧嘩(けんか)ばかり
🍀「迷子のへちま」
迷子になったへちまは、導かれ、妖怪を助ける 鬼に殺された母娘が猫の姿になり、へちまの家にやって来て、幸せに暮らす
🍀「蛍(ほたる)狩り」
暗闇の茶室で、蛍が飛び交う
萩乃・飛黑(烏天狗)夫婦や、時津・朱刻(蛙)夫婦の馴れ初めや、夫婦のあり方や、喧嘩の落とし所を描く
🍀「秘密の茶飲み仲間」
妖怪奉行所奉行の月夜公が、兎の妖怪・玉雪と、秘密の茶会を 幼い妖怪の子育てエピソードの共有が目的だが、茶会が楽しみの場になる
🍀「蛙(かえる)達の家探し」
子沢山の蛙夫婦がドジョウ夫婦と、家を交換 狭い家(瓢箪)から広い沼に引っ越し でも子供達は、家が広くなっても、親にピッタリくっついて寝る姿が可愛い
🍀「冬の訪れ」
ものを持たない妖怪なぎが、可愛いがられる千吉に嫉妬する ある日、千吉からどんぐりをもらったなぎ、贈り物が、自分がもらうより誰かにあげる時が、ワクワクすると楽しそうに帰る
🍀「年末の餅(もち)つき」
餅つきの助っ人に現れた、あせび姐さん、めちゃくちゃ男前で優男の十郎とお似合い
🍀「鼓丸(つづみまる)の毛」
たくましい妖怪に憧れているが、ある日、毛並みフサフサの鼓丸が水浴び
ガリガリな姿を見た彼に、年下の子供達が饅頭をプレゼント
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