読了(逆襲される文明)塩野七生
★逆襲される文明
2013〜17年のエッセイ
鮮度切れもありますが、、
ウクライナ問題 パレスティーナ問題 EUの経済問題 日露・日中・日韓などなどは新鮮
EUの難民問題も深刻です
イタリア、楽観的か雑なのか、わからないところも、、
残ったところは
🍀クリミア執着が始まり、オバマに対するプー◯ンの軽蔑が遠因では
腰のすわらないオバマ外交への失望感が、、
「清」1本やりのオバマに対し、現実の政治は、「濁」も合わせ呑まないと考えるヨーロッパ側が、オバマ外交にイライラ
プー◯ンは「清濁」、そこに眼をつけられた
🍀アメリカのジョーク
世界で存在しないもの
アメリカの哲学者
イギリスの作曲家
ドイツのコメディアン
日本人のプレイボーイ(最小の投資で、最大のリターン)、日本外交にプレイボーイを希望
🍀何故ドイツ人は、嫌われるのか
例えば、EUの対応で、指導力を発揮するには、勝つだけでなく、勝って譲る心構えが必要だが
ドイツ人には、歴史的気質的にない
古代ギリシア人(アリストテレス)は、論理的に正しくても、人間社会では正しいとは限らないと
このバランス感覚が、ドイツ人にない(厳しい)
しかし、ドイツ人はだまされやすい(免罪符と300ユーロ紙幣事件)
🍀福島の廃炉、廃炉技術を世界展開できるチャンス、これも復興
🍀多神教は、神の数でなく、自分は信じていないが、信じる他者は尊重する
反対に、一神教(イス◯ム教)は、自分が信じる宗教以外は、邪教、だから一部は殺すも奴隷もOK
🍀テロは、戦争でなく、犯罪とした方が、文明の衝突を回避できるはず
🍀大統領になれなかったヒラリーの最大の敵は、ヒラリー
なにがやりたいよりも、初めての女性大統領の印象を与えた それが、白人男性(自信喪失気味)に恐れを抱かせた
🍀西洋の歴史は、弾圧的強圧的に警察国家的な恐怖政治は、短命で終っている
🍀人間世界にとっての「森」を平和にとらえ、「樹」は、その目的に達するための手段にすぎない
にもかかわらず人間は、樹を前にしただけで、どう枝葉を切り払うべきかで、意見が分裂してしまう
言い争っているうちに、樹は、森の一部でしかないことを忘れてしまう
これを「手段の目的化」という
「手段の目的化」による最大の弊害は、問題が横道に横道にと逸れていることに、誰もが気づかないことだ
🍀システムや環境が変われど、昔のルネサンス時代の言葉が、今でも有効な知恵
今ぶつかっている問題は、過去にも形が違えど起こっている
文明が高度で複雑になればなるほど、自ら築き上げた文明の長所が、内包する欠点に悩まされる
それを克服する術は、リストラでなく、自らの力の活用することだ
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