読了(ジヴェルニーの食卓)原田マハ
先ほど地震、、、皆さまのご無事をお祈り申し上げます
また、金沢に旅行中の友人からも、ラインあり、、無事に戻れますように
お正月のお花、YouTubeを参考に
母のこけしを両脇に
★ジヴェルニーの食卓
芸術家といえども、家族があり、作品を売って生活し、そのために駆け引きする
悩みもあり、楽しいこと、いやなこともあり
何かが違う芸術家、それを芸術家の周りにいた人から描こうとする作品
もちろんフィクションですが、リアリティーがあります
🍀うつくしい墓
マティスの召し使い少女の独白
マグノリア(花)が縁、最初の主人はマグノリアのマダム
マダムが、マティスにマグノリアを持っていくように少女(マリア)につげる
だから、マグノリアのマリアだ
孤児とはいえ、マティスの死に影響を受けて、修道女になるマリア
マティスとビカソの交流も描かれて興味深い
マグノリアの花をめぐる話が、きれいに描かれています
マティスの生活、丁寧に描かれて、若いマリアがひかれるのも理解
🍀エトワール(星)
女性画家メアリー・カサット
は、ドガと同じ芸術家として、苦悩を分かちあえたかもしれないと思う
メアリーは、外国人(アメリカ)の富裕層で独身という点で、パリでは彼女を苦しめた
ドガは、芸術のために14歳の踊り子をヌードモデルにする犠牲をいとわない
メアリーは、社交界の紳士達というパトロンを見つけながら、懸命に生きている踊り子少女達に思いやりを持つ成熟な女性だ
🍀タンギー爺さん
画材商(タンギー爺さん)の娘の書簡(セザンヌ宛)
野心を持つ若いゴッホ、ゴーギャン、ベルナール、セザンヌが登場
タンギー爺さんは、画家達の画材代金を、作品を買い取りすることにして、助けていた
🍀ジヴェルニーの食卓
モネ義理の娘ブランシュ
少女時代から、モネを知っていたブランシュ
裕福な家に生まれながら、父親の破産により、モネ家と同居
モネ最後の大作、オランジュリーの睡蓮の完成を支え、励ました陰の立役者
ジヴェルニーの暮らし、花々、庭園の様子が美しい
食卓のシャポンのロースト、オマール海老のソース、ピスタチオのケーキの香りも、芸術家達の原動力だ
🍎 🍊 🍌 🍇 🍉 🍑 🍓
お読み頂きありがとうございます
素敵な新年をお過ごし下さい🎍
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