読了(賢者の贈り物 短編集)オー・ヘンリー
★賢者の贈り物
✨図書館企画 冬休みに読む本✨
短編小説の名手オー・ヘンリー
(1862年〜1910年)
銀行勤務時代に、横領で有罪判決 服役中に、短編を書き始め、庶民の哀歓を描き、NY庶民の人気を得る
和田誠さんのイラストも、なじみます
🍀賢者の贈り物
明日は、クリスマスだというのに、ジムに贈るプレゼントにつかえるお金は、たったの一ドル八十七セント
デラは、愛するジムへのプレゼントを買うために、ある覚悟を決める
そして、ジムもデラに贈るクリスマスプレゼントに、頭を悩ませていた
貧しくも愛し合うふたりが、クリスマスプレゼントのために犠牲にしたものとは?
(大切な髪と時計を売って、お互いために🎁を買いますね)
🍀荒野の王子さま
居心地の良い小さな村から、父親に鉱山に送り込まれたレナ11歳
ある日、悲しくて書いた母親への手紙が、荒野のならず者の手に
事情を知ったならず者たちは、気づかれないように、レナを助け、郵便馬車のフリッツのもとに届け、レナを母親のもとに返す
ならず者達は、フリッツに「おまえのおかげで、俺たちは面倒に巻き込まれたよ」と
🍀お金の神さまとキューピット
財閥アンソニー・ロックウォール老は、息子から「お金にかなわないもの それは、彼女の気持ちだ」と
アンソニーは、「わたしの持っているお金をつぎこんでも、彼女の時間 一、二時間を買えばチャンスがあるはず」と
息子に内緒で、人を雇い、馬車や辻馬車やトラックなどを使って、彼女の時間を作り出した
おかげで、婚約することに成功
息子はキューピットのおかげと信じているが、、
アンソニーは「あのチビはあらわれんだろうと、にらんでおったよ」とクスクス笑った
🍀鳴らないピアノ
牧場を経営しているキニー
妻のピアノが自慢だ
そのピアノは、妻の父親が、娘のために買ったというが
実は、ピアノを自動的に演奏させる機械だった
父親にがっかりさせたくない妻は、父親が亡くなるまで、それを内緒にしていた
🍀紫色のドレス
街では、紫色が流行っている
百貨店に勤めるメイダは、8ヶ月節約して、仕立てた紫色のドレスを感謝祭に着ていこうと
でも、同僚を助けるため、ドレスの残金をあげてしまう
感謝祭に行けなかったが、その後メイダは念願叶い、ドレスを着て街に
おかげで素敵な出会いが
🍀平和の衣
ズボンのしわに、異様にこだわりのあるジョニーが失踪した
彼はヨーロッパの修道院にいたが、失踪した原因は
「修道院のバスローブのような服、僕はしわのない理想の服を、ついに見つけた」と
🍀騎士道の守り手
ウェイマス銀行のブッシュロッド爺さんは、60年もの間、下僕として友人として献身的につくしてきた
ある日、爺さんは、銀行の支配人のウィリアムが、夜中に銀行の金庫から、大きな手提げかばんを持ち出すところを目撃
ウィリアムは、妻に先立たれ、酒浸りになっていた
爺さんは、ウィリアムにそのカバンを返すように説得
ウィリアムは、友人と釣りに行くだけ、カバンには年代もののウィスキーを入れていたが、これを機会に禁酒を決心
🍀選んだ道
ウォール街の証券会社社長のドットソンは、西部劇時代に強盗する夢を見た
三人いる強盗の生き残りがドットソンだ
目が覚めると
株取引で、古くからの友人が、大損しそうとの情報が
それを聞いたドットソンは、「ボリバー(西部劇時代の馬)に二人は乗れない」 と厳しい決断を、友人にする
🍎🍊🍌🍇🌰🍑🍓🍐🍰🍷🍶🍻
年末年始は、最低限のことをして
のんびりしてます☕
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい(^^)
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