goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(賢者の贈り物 短編集)オー・ヘンリー

★賢者の贈り物


✨図書館企画 冬休みに読む本✨


短編小説の名手オー・ヘンリー

(1862年〜1910年)


 銀行勤務時代に、横領で有罪判決 服役中に、短編を書き始め、庶民の哀歓を描き、NY庶民の人気を得る


和田誠さんのイラストも、なじみます


🍀賢者の贈り物

明日は、クリスマスだというのに、ジムに贈るプレゼントにつかえるお金は、たったの一ドル八十七セント


デラは、愛するジムへのプレゼントを買うために、ある覚悟を決める


そして、ジムもデラに贈るクリスマスプレゼントに、頭を悩ませていた



貧しくも愛し合うふたりが、クリスマスプレゼントのために犠牲にしたものとは?


(大切な髪と時計を売って、お互いために🎁を買いますね)



🍀荒野の王子さま

居心地の良い小さな村から、父親に鉱山に送り込まれたレナ11歳



ある日、悲しくて書いた母親への手紙が、荒野のならず者の手に 



事情を知ったならず者たちは、気づかれないように、レナを助け、郵便馬車のフリッツのもとに届け、レナを母親のもとに返す



ならず者達は、フリッツに「おまえのおかげで、俺たちは面倒に巻き込まれたよ」と



🍀お金の神さまとキューピット

財閥アンソニー・ロックウォール老は、息子から「お金にかなわないもの それは、彼女の気持ちだ」と 



アンソニーは、「わたしの持っているお金をつぎこんでも、彼女の時間 一、二時間を買えばチャンスがあるはず」と 



息子に内緒で、人を雇い、馬車や辻馬車やトラックなどを使って、彼女の時間を作り出した



おかげで、婚約することに成功 



息子はキューピットのおかげと信じているが、、



アンソニーは「あのチビはあらわれんだろうと、にらんでおったよ」とクスクス笑った



🍀鳴らないピアノ

牧場を経営しているキニー 

妻のピアノが自慢だ 


そのピアノは、妻の父親が、娘のために買ったというが



実は、ピアノを自動的に演奏させる機械だった



父親にがっかりさせたくない妻は、父親が亡くなるまで、それを内緒にしていた 



🍀紫色のドレス

街では、紫色が流行っている



百貨店に勤めるメイダは、8ヶ月節約して、仕立てた紫色のドレスを感謝祭に着ていこうと



でも、同僚を助けるため、ドレスの残金をあげてしまう 



感謝祭に行けなかったが、その後メイダは念願叶い、ドレスを着て街に


おかげで素敵な出会いが



🍀平和の衣

ズボンのしわに、異様にこだわりのあるジョニーが失踪した 


彼はヨーロッパの修道院にいたが、失踪した原因は



「修道院のバスローブのような服、僕はしわのない理想の服を、ついに見つけた」と



🍀騎士道の守り手

ウェイマス銀行のブッシュロッド爺さんは、60年もの間、下僕として友人として献身的につくしてきた



ある日、爺さんは、銀行の支配人のウィリアムが、夜中に銀行の金庫から、大きな手提げかばんを持ち出すところを目撃 



ウィリアムは、妻に先立たれ、酒浸りになっていた 



爺さんは、ウィリアムにそのカバンを返すように説得 



ウィリアムは、友人と釣りに行くだけ、カバンには年代もののウィスキーを入れていたが、これを機会に禁酒を決心



🍀選んだ道

ウォール街の証券会社社長のドットソンは、西部劇時代に強盗する夢を見た 



三人いる強盗の生き残りがドットソンだ 



目が覚めると

株取引で、古くからの友人が、大損しそうとの情報が



それを聞いたドットソンは、「ボリバー(西部劇時代の馬)に二人は乗れない」 と厳しい決断を、友人にする



🍎🍊🍌🍇🌰🍑🍓🍐🍰🍷🍶🍻



年末年始は、最低限のことをして

のんびりしてます☕



お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごし下さい(^^)