goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(神様の御用人)浅葉なつ

★神様の御用人


シリーズ10巻、番外編です



神様にだって願いがあると 

神様と、人の絆の物語



良彦(御用人代理)

黄金(方位の吉兆を司る、狐の姿をした方位神)


のコンビが中心



良彦は、野球の道に挫折、フリーターに


亡くなった祖父の跡を継いで、神様の用事を言いつかる御用人になった 



黄金は、ツンデレだが、お菓子に目がなく、甘党



本作品は

・三柱(三編)

・神様や人間たちのプロフィール

・読者からのQ&A

・10巻のおさらい

・四コマ漫画(😁)

から構成されてます



●一柱「継いでゆく者」

御用人である萩原敏益(良彦の祖父)のもとを訪れたのは


子どもの姿をした神様・久久紀若室葛根神(ククネ)


ククネは、時代と共に力を削がれ失った


かつての姿を取り戻したいという御用を告げられた敏益


友人の洋食屋にククネを連れていく グラタンが絶品の洋食屋は、まもなく閉店に 



その味を引き継ぐ若者から、ククネは自分でなくても、継いでいくことができることを教えてもらう



●二柱「永遠の相槌」

良彦は、平安時代の有名な刀工「三条小鍛冶宗近命=稲荷大神」から


神様に小槌の返却を頼まれる


良彦は、宗近の愛犬鎚麻呂が、関係していることをつきとめる


現在、鎚麻呂は、稲荷神社にいて、仕事をいている


稲荷神社のシステムが、面白い(人事や、猫たちが雇用されている様子が)



そして、愛犬鎚麻呂が、刀を打つ小槌を残して、宗近に寄り添っていたことが明かされる



●三柱「ありふれた日常」

神職を志すための資金に悩む良彦が、周りに助けられて前向きに



楽しみにしていたマカロンを食べられ傷心する黄金が、神社でみつけた100円にまつわる物語



穂乃香(良彦と両思い)は、人見知りを克服するため、カフェでバイトを始める 




神様時間と人間時間の違い

あっという間に寿命が尽きてしまうので、今を大切にということかな〜



神様の名前、長くて、なかなか馴染むのに時間かかりました😀



お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごし下さい🎅