今日のカフェ 読了(見果てぬ花)浅田次郎
★トシ・ヨロイヅカ京橋にて
手前は、京橋限定のケーキ🍰
奥の🍓ロールケーキも人気
八重洲ミッドタウンにて
ねぶたのクリスマス
★見果てぬ花
JALグループ機内誌の掲載されていた41のエッセイ
タイトルは、京都、花の季節、狙いを定めてきたが、まだ早かった 「見果てぬ花」
表紙の猫ちゃんは、「玲玲リンリン」かなと リンリン19歳10ヶ月の家出とその結末も 作者の猫たちは長寿
(残ったところ)
●明治25年までは、都道府県人口の第一位は新潟
新潟の地図上の、上下と京に向かっての上越、中越、下越が違っている事による混乱話
●一泊二食風呂付の宿泊システムは、江戸時代の太平がもたらした文化
●中国のお気に入り朝食
ピータン入お粥と、温かい豆乳と揚げパン
●30歳まで肉を受付けなかった
ジビエや臓物は駄目
馬は馬主歴20年で駄目
鶏唐揚げは駄目、でも京都の鴨は好物
●仙台味噌2と、八丁味噌1の味噌汁が好物
●タオルの偏愛
常に約20枚のタオルに囲まれて過ごし、うち1枚は頭上に
江戸時代
湯銭は、6文
髪結賃は、30文
番台で、度々結い直すわけにいかず、頭に手拭いをのせたのでは
江戸時代のならわしが、自分の頭に生きている
●以前は、菖蒲湯や柚子湯には、銭湯の番台に祝儀をはずむのが、江戸っこの心意気だった
●松花堂弁当は、江戸時代の学僧であり書画家の、松花堂昭乗の名にちなむ
晩年、営んだ茶室で洒脱風雅な弁当が起源
幕の内は、芝居の幕間に食べたにちなむ
●通称ハン・エビ
日本風洋食は、ワンプレートでハンバーグ・海老フライ・ナポリタン・ポテサラ・キャベツキュウリ
●テンプラ小僧の作者
昭和30年代までは、肉が高価
そこで、高カロリー低コストの副産物は、テンプラだった
エビは不在、つまり「テンプラ」と称する野菜精進揚げだ
●作者の自虐ネタ・ハゲ(自身で何度も)の話、ユーモラス
●東京-パリの所要日数と行程
1930年代
船旅で40日
東回りで大陸間鉄道で25日
満州鉄道とシベリア鉄道で15日
●作者に届いた南アフリカからの手紙
高齢者相手の振込み詐欺だった
詐欺件数の多さに驚く
●江戸前ダイエット
大豆入ご飯で成功
●作者は自衛隊から作家に
どんな職業からも作家に転職できると言うけど、自衛隊から作家になった人は珍しい
●温泉エピソード
ぽつんと一軒家の戸を叩くと、商売っけのないおばさんに、しぶしぶ許されて客となった話
笑いもありましたが、雑学含む知的エッセイでした🎅
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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