読了(駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ)高田郁
★駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ
作者は、大学卒業後、塾講師として働きながら、司法試験を、受けては落ちるを、繰り返していたそうです
幸せを、心から望めども、人生はそう容易くない
誰しも、老いや病から逃れられず、そんな時、側に と感じられる本を書きたかったそうです
作者の作品は、時代小説が有名ですが、現代風も魅力的
どれも、鉄道を舞台にした作品です
●「背中を押すひと」
作者の父親が、危篤状態で、父親が注いでくれた愛情を、書き残したいことから、できた作品
●「トラムに乗って」
7歳の我が子を失った夫婦が、思い出のウィーンに
●「黄昏時のモカ」
夫を亡くした75歳の妻が、ウィーンを訪れる
●「途中下車」
イジメに遭い、転校を決意した少女
●「子どもの世界 大人の事情」
離ればなれになった、家族の再生を、願う少年
●「駅の名は夜明」
妻の介護に疲れ、死に場所を求めて、旅に出る老夫婦
二人が降りた駅の名は、夜明け
希望の持てる作品
●「ミニシアター」
JR列車に、偶然居合わせた人たちの、温かさが伝わる作品
最後に、駅員さんが、ボロボロのケージを走って持って、「これに入れたら、手荷物として料金を払えば乗れます、、」と
ネコとおばあさんの、希望の物語にほろり
●「夜明の鐘」
両親の介護が、終わった杏子
翠は、生活費も学費も出させた挙句、浮気した年下夫から、離婚を切り出れ、、
久しぶりに、二人は旅に
●「約束」
作家の拓海と、蕎麦屋の久仁子の、出会い・別れ・再会の物語
暑さと、最近のニュース(↓)で免疫力低下したような、、、そんな中に読む、高田作品は、落ち着きます
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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