読了(大阪で生まれた女)蓮見恭子
★大阪で生まれた女
シリーズ3冊目
タイトル通り、BOROの18番まである「大阪で生まれた女」
「大阪の街よう捨てん」「大阪で生まれた女やさかい 東京へはようついていかん」が印象的です
舞台は、大阪の住吉大社近く、たこ焼き屋を、ひとり営む十喜子
亭主の進は、4年前に病死
永らく失踪していた、息子颯が、一歳半になる子ども嵐を連れて、戻ってきた
嫁は、なんと女子プロレスの悪役現役選手
十喜子は、嵐を預かることに
亭主の進と、息子の颯の、ダメ男ぶりが、愛想尽きたくなるような書きぶりも楽しく
そんな中、新しくたこ焼き屋を、開店することに
濃い商店街の人情に、暑苦しくもなりますが、商店街を、盛り上げるプロレスは、そばで見てるような😁
(大阪の食べ物、一部)
●大阪のすき焼きは、肉を焼く
東京のすき焼きは、割り下で肉を煮る
●たこ焼きに衣つけて揚げ、温かいおつゆをつけて食べる
●たこ焼きごはん(ピンクごはん)、白飯に紅生姜・ネギ・かつお節・天かすの混ぜごはん
●3種のたこ刺しと、ワイン
そして、塩・粉チーズのたこ焼き
●関東炊きは、すじ肉と昆布で出汁を取る
醤油と砂糖で甘辛く仕上げ、味見て、市販のだしの素を加える
それに大根、こんにゃく、ゆで卵、チクワ、厚揚げ、平天、皮むいた丸ごとじゃがいも入れる
お好みで辛子酢味噌をつけて食べる
●美々卯のうどんすきは、出汁が美味しい、宅配で注文も人気
(その他、面白いところ)
●孫の嵐の、保育園や、子供食堂でのやり取り(十喜子のきめ細かさが、、ホント優しい人)
●十喜子と、学生時代の友人達の会話(親しいけれど、言わない時もある)
●商店街でお互い買い物し、助け合う
商店街で、たこ焼きの材料を揃えて、商店街の人達に、たこ焼きを売る
大手チェーン店の、大量仕入れでは、商店街と共存共栄はなかなか難しい
チェーン店、売れなかったら、閉店すればいいから〜
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい🌝
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