goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(大阪で生まれた女)蓮見恭子

★大阪で生まれた女


シリーズ3冊目


タイトル通り、BOROの18番まである「大阪で生まれた女」


「大阪の街よう捨てん」「大阪で生まれた女やさかい 東京へはようついていかん」が印象的です



舞台は、大阪の住吉大社近く、たこ焼き屋を、ひとり営む十喜子



亭主の進は、4年前に病死 



永らく失踪していた、息子颯が、一歳半になる子ども嵐を連れて、戻ってきた


嫁は、なんと女子プロレスの悪役現役選手



十喜子は、嵐を預かることに



亭主の進と、息子の颯の、ダメ男ぶりが、愛想尽きたくなるような書きぶりも楽しく



そんな中、新しくたこ焼き屋を、開店することに



濃い商店街の人情に、暑苦しくもなりますが、商店街を、盛り上げるプロレスは、そばで見てるような😁



(大阪の食べ物、一部)

●大阪のすき焼きは、肉を焼く


東京のすき焼きは、割り下で肉を煮る



●たこ焼きに衣つけて揚げ、温かいおつゆをつけて食べる



●たこ焼きごはん(ピンクごはん)、白飯に紅生姜・ネギ・かつお節・天かすの混ぜごはん



●3種のたこ刺しと、ワイン

そして、塩・粉チーズのたこ焼き


●関東炊きは、すじ肉と昆布で出汁を取る


醤油と砂糖で甘辛く仕上げ、味見て、市販のだしの素を加える 


それに大根、こんにゃく、ゆで卵、チクワ、厚揚げ、平天、皮むいた丸ごとじゃがいも入れる


お好みで辛子酢味噌をつけて食べる



美々卯のうどんすきは、出汁が美味しい、宅配で注文も人気



(その他、面白いところ)

●孫の嵐の、保育園や、子供食堂でのやり取り(十喜子のきめ細かさが、、ホント優しい人)



●十喜子と、学生時代の友人達の会話(親しいけれど、言わない時もある)



商店街でお互い買い物し、助け合う


商店街で、たこ焼きの材料を揃えて、商店街の人達に、たこ焼きを売る





大手チェーン店の、大量仕入れでは、商店街と共存共栄はなかなか難しい


チェーン店、売れなかったら、閉店すればいいから〜




お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごし下さい🌝