goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(そして生活はつづく)星野源

★そして生活はつづく 2013年


ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の大ヒットで大ブレイク  

俳優・音楽家・文筆家 



誰だって、家に帰れば、地道な日常が



生活が苦手な星野さんの「そして生活がつづく」とは



巻末に俳優・きたろうと、

文庫版特別対談 く・そして生活はつづくのオチが、、



●全ての人に、平等に課せられているものは


いずれ訪れる死と

それまで延々とつづく生活 だ



●生活が苦手な私、子供の頃から、この劣等感から逃れたく、映画芝居音楽マンカに夢中に



夢中になればなるほど、その逃避の時間が終わり、普通の生活に戻ると、虚無感に襲われた



逃げているだけでは、変わらないから、 逃避できる世界を作る側に、なりたいと 



だから、仕事の予定を入れまくり、その虚しさから離れ、必死になればなるほど、仕事から生活に戻った虚無感は、日に日に拡がり



過労で倒れたのだ



お母さん(ようこちゃん)にも

「過労だって、、あんた生活が嫌いだからね



掃除とか洗濯とか、そういう毎日の地味な生活を、大事にしないから、そういうことになるの」と 



「なにげない日常の中には、なにげない日常 しかない」のだ



日常から、素晴らしいものを見いだすには、努力と根性がいる



見つめ直し、向き合い、物事を拡大、新しい解釈を加えて日常を、改めて制作しなくては



やるには

一生懸命生きないと、毎日はおもしろくならないじゃないか 



●本当に優秀な集団は、


「ひとりでいることを、持続させることができる」より


「全員が違うことを、考えながら持続できる」人たちをいうのでは 



●今まで受けた、嫌なことストレス怒り不満によって、私は屈折した考えを、するようになった



そこから、生まれたアイディアを、原動力にものを作り、お金をかせぎ、ご飯を食べている 



生きづらさを、緩和するために表現している


マイナスがあるから、プラス

陰があるから、陽がある

だから、光が、美しく見える 



なので、不満や不調を、自分の心や体が、崩壊しないギリギリのラインで、保持したい



●音楽や演技で、共通するのは「自分がなくなる」と気持ち良い 



両方とも、いろいろ制約がある中、ごくたまに、そういうものがなくなる、瞬間がある 



例えば、会場がひとつになったとか


考えなくても、セリフがスラスラ、身体が勝手に動く、状態のことだ



●対談で、きたろうが「演劇の稽古は、演技していない風に見せるために、稽古している」



頭じゃなくて、体にしみこませるですね~




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