読了(喜劇 愛妻物語)足立紳
★喜劇 愛妻物語
監督・脚本家
映画「100円の恋」の安藤さくらは、日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞受賞
売れない脚本家の豪太は、妻チカ、5歳の娘のアヤと、三人暮し
結婚して10年になる夫婦だが、夫の年収はたった50万円で、家計は、もっぱら妻のパートに支えられていた
ダメ人間を描く際に、甘やかしてはいけないが、作者の信条のようで、ダメ男ぶりを、徹底して描いています
チカも、終始彼に罵声を浴びせるので、夫婦キャラは相当強い印象
さて、物語は
夫婦の倦怠期に悩む豪太は、チカの機嫌を取ろうとするが、チカはろくな稼ぎのない夫に冷たい
仕事もせず、スマホをいじるばかりの豪太
情けないダメ男? 仕事には、精を出して売れる日を、目指して頑張っているものの、妻の小言は聞き流し、何を言われても、ヘラヘラしています
肉食系男子である豪太は「金さえあれば愛人を囲えたのに」と、自らの境遇を嘆きます
ある日、構想を練っていたホラー映画「八日村の祟り」の映画化が決まったことを知らされます
また「四国にいる高速でうどんを打つ女子高生」の話、豪太に直接四国に行って、女子高生を取材(自費)してほしいと
豪太は、運転免許を持つチカに、取材を兼ねた四国旅行を持ちかけました
当初は、乗り気ではなかったチカでしたが、一家は、鈍行列車を乗り継ぎながら、高松に到着
チカの節約ぶりがすごい
うどん屋で、一番安いかけうどんを食べる
ビジネスホテルは、シングル1部屋しか予約していない
作戦は、豪太とアキが先にチェックインし、チカは、ホテルの裏口からこっそり侵入するもの
立ち寄ったワイナリーで、車の運転のために、酒を我慢していたチカは、持参した水筒にこっそり試飲用のワインを注ぎ込みます
翌日、うどん屋の取材に行ったところ、すでに他の契約が知らされて、あぜんとします
むしゃくしゃした豪太
チカの財布から、一万円を抜いて、街にフラフラ
泥酔して道端に座り込んだ女に遭遇、彼女を助けるフリをしてセクハラしようと
しかし、居合わせた警察官に見つかってしまいます そして身元引受人はチカ、、
あきれたチカは、一人で、小豆島に住む大学時代の同級生の由美に、会いに行きます
由美から「豪太さんのことを、信じてるから別れないんでしょ」と
同時に、付き合っている年下の彼氏との関係を話すのも人間くさく
一方、豪太は、コリもせず、娘のアキと二人で海水浴場に行き、浮気相手(以前あった)にケータイで話します
その間にアキがいなくなってしまいます どうしようもない豪太、、
しばらくして、見込んでいた映画化の話は、コケてしまいます
またまた修羅場に 泣きながらついに豪太に別れを切り出すチカ
ダメ男は、一緒にいると甘えちゃうから、別れた方がいいと
でもこの場面においても、まだ豪太の顔からは薄ら笑いが消えない、、あぁ~
それでも別れない二人
チカが、幸運の赤いパンツをはいて、おならをしながら、寝ているところで終わります
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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