読了(図書館は生きている)パク・キスク
★図書館は生きている
長年、アメリカの公共図書館で司書を勤めた著者
図書館の日常と、世界の図書館をめぐる25のエピソード
図書館旅行者というハンドル名
世界中の図書館を訪ねて旅行
SNSで評判
(主なエピソード)
●図書館は、社会的弱者に配慮し、彼らを助けるために絶え間なく変化している
●コロナにより、デジタルサービスが広がった
●本の分類、十進分類法を考案したアメリカのデューイは、性犯罪・性暴力を起こし、「司書の父」の名前を外された
●傷んだ本の処分
司書の倫理に、持続可能性が加えられ、処分だけでなく、さまざまな試み(環境保護など)がされている
●ゲリラ司書(廃棄の危機になると、司書がこっそり救出)
●図書館でお葬式(パーム・スプリングス)あり、図書館で人生を終えたマギーは、図書館があると思えば老いはさみしくないと
●格差がひどい地域、ホームレスを保護するため、それを考慮して設計される図書館もある
●メリークリスマスではなく、ハッピー・ホリデーズに(宗教色を排除)
●図書館にはいつの間にか、消えてしまう本がある 呪術・占星術・オカルト・LGBTQなど
●課題図書(入試など)の強要 本くらい自由に読ませてほしい
●図書館警察 貸出期限延滞料の取立 廃止により貸出数の増加と返却数アップ
●図書館ねこの存在 ネズミやゴキブリ退治のため
●犬への読み聞かせ 図書館に出かける犬はシャンプー(アレルギー防止のため)
●モノの図書館は、科学キット・カメラ・工具 いろいろ
楽器もあり、図書館で録音したラッパーも有名に
●古代 ローマには図書館と浴場が一緒にあった その数900
●図書館旅行は、建築見学だ
●カーネギーの寄付で建てられた図書館
図書館の地下にシャワー室が、鉄鋼労働者達が、仕事を終えて図書館に入る前に、本に敬意を払うためだと
●良い本と売れる本は、同じではない
アメリカの大物ベストセーラー作家、ジェイムズ・パタースンは、
20人の代筆の作家を抱え、工場をまわすように作品を生産、年間100億円を稼ぐ
図書館を支援する良い方法は、図書館を利用することですね(^^)
★国内図書館情報
国内の図書館3305館 2022年4月
20年間で、594館増加
蔵書冊数も1.5倍増加
岡本真・ふじたまさえ著「図書館100連発」おすすめ図書館 ↓
●兵庫県のたつの市図書館(バードウォッチング)
●滋賀県の東近江市永源寺図書館(BGM)
●熊本県の水俣美術館(コンビニに返却ポスト)
●長野県の富士見町図書館(施設や個人宅で、貸出サービス)
●石川県立図書館(外観の美しき・コンセプト・居心地の良い)
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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