一口チーズケーキ 読了(宮辻薬東宮)宮内みゆき他
★チーズケーキのクリームだけ
セブンで300円
母(高齢者)には食べやすいと好評
★宮辻薬東宮
5人の人気作家のホラーアンソロジー
短編で読みやすく、リレー形式となっています
個人的には、宮部みゆきさんのラストに驚き、さすがと感じました
それぞれの作品の最後に、作家のコメントがあり、経緯もわかり、面白かったです
●宮部みゆき「人・で・なし」
サラリーマンの僕は、先輩と、居酒屋で飲んでいた 同じ部署の後輩がようやく退職したお疲れ様会だった
人でなしと評価した後輩の仕事ぶり性格や悪言が、リアルです
一段落したところ、かつて住んでいた家の出来事を先輩に語る 全てを語ることができない僕、その理由は
●辻村深月「ママ・はは」
教師の同僚、スミちゃんの引っ越しの手伝いに行った私
着物を着たスミちゃんのアルバムを見つけたが「私、この着物、実は着てないんだよね」と
スミちゃんは、母親との関係を話し始める 途中から、母親の呼び名が変わり、最後はぞくっとします
●薬丸岳「わたし・わたし」
私は、左目のまわりがあざになって口元も腫れ上がっている彼から
「50万をなくしてしまった。でも、おれの金じゃない」と切り出された
その後、彼が警察に逮捕される
事情聴取を受けた私、今までの経緯を話すうちに、別の私の過去が明るみに
●東山彰良「スマホが・ほ・し・い」
スマホがほしい春陽(チュンヤン)は買ってもらうために、あれこれと母親にねだったが、、
ある日、老婆が持っていたスマホを盗んだが、それは殺人予告するスマホだった
取り憑かれた春陽に起こった出来事は、
●宮内悠介「夢・を・殺す」
ゲーム開発を志して立ち上げた会社だったが、現実は厳しく
今は業務のすべてが下請け作業だ
作業量と残業は増え続け、開発中のプログラムに予期していない幽霊バグが残っていた
このバクを直していくうち、職場依存の僕は、人付き合いにも支障をきたす
図書館の秋のおすすめでした~
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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