goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

散歩立ち寄り 読了(口福のレシピ)原田ひ香

★散歩途中、立ち寄り


SAORI 裂き織り風




洋服は、メイン5000円から15000円くらい、薄手の生地です






★口福のレシピ


最近、他のブロガーさんからもご案内もありました



「三千円の使い方」などの作品も人気のようです



過去と現代、二つの時を行き来しながら進む物語 


読み進めるうちに、交差していきます



※過去の主人公は、料理研究所の屋敷、女中奉公のしずえ 


冒頭の白せりの炒め物が美味しそう



※現代の主人公は、SE兼料理研究家の留季子


同居人の風花との食卓は、レシピ考案中の料理が沢山



留季子の実家は、江戸時代から続く古い家柄で、老舗料理学校を経営



留季子は、幼い頃から後継者の道が決まっている雰囲気への抵抗があります



この作品の中心にあるのは「豚肉の生姜焼き」

そこには品川家の大切な歴史がありました



過去に生きたしずえと、現代に生きるひ孫の留季子の物語が、生姜焼きを通して、つながっていきます



戦前、男女観、結婚や子供も含めた家族観は、今とは大きく違い


そこでの身の振り方に苦しんだ女性が、自分の身内だと知った留季子は、料理学校の後継者になることを決意します



(他に)

●「春菊蕎麦」は、オリーブオイル・蕎麦つゆ・軽く塩をした生の春菊の葉を蕎麦にのせる



●生の春菊の葉をちぎり、ごま油で炒めたニンニクのみじん切りと醤油を合わせたドレッシングであえる



●コーヒー味のソフトクリーム

懐かしい


●バタークリームのチョコケーキ

これも懐かしい



●冷凍した梅(組織が壊れるので)を同量の砂糖、倍量の水で煮る、梅ジュース



●残りの野菜を使い切る

ケークサレ・ドライカレー・オムレツ・野菜を柔らかく煮てつぶし、牛乳を入れポタージュにする




これも図書館の「食欲の秋」シリーズで借りました〜




お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごし下さい😊