モンブランとJA 読了(おいしいごはんが食べられますように)高瀬隼子
★今日のモンブラン(甘め)
★今日のJA
芋🍠栗🌰かぼちゃ🎃リンゴ🍎梨🍐メイン
★おいしいごはんが食べられますように(芥川賞受賞)
タイトルから、ほっこりする小説かと思ったら、違いました〜
職場の人間関係のお話で、一人称の主が、章ごとに変わります
そつがなく、密かに食が苦手な二谷(男性)
仕事は、嫌いだけど得意な押尾(女性)
無能?だけど、職場で庇護される芦川(女性)
手作りお菓子作戦も一つの生存戦略か、、美人で、自己主張少なめ、ニコニコの芦川
芦川に取り込まれていく人達もリアル
ある日、押尾は、二谷に、芦川が苦手だから、一緒に意地悪しようと、二谷も承諾します
でも、芦川を選んでしまう二谷 悪い人ではないけど、、
二谷は、社会一般的な価値観にもイラっとしてます
例えば、祖母から孫の顔が見たいと言われたり、将来の就職を考えて、文学部でなく、経済学部を選択したとか
三角関係ですが、二谷を取り合っていません
押尾は、二谷の飲み友です
その後、芦川は、二谷の部屋で、夕食を作ってくれる関係に
でも二谷は、彼女が配ったケーキは食べずに、ゴミ箱に捨てます
二谷は「自分の時間や行動が、食べ物に、支配されるのが嫌いだ」と
最後、押尾は、サバサバして退職していきます
押尾は、許せないから嫌いではなく、嫌いでいれば許せる気がすると
強いか弱いかを競えば、弱い方(芦川が残る)が「当然」勝つ職場のふんいき
どこでもこういう人達いますね
長い目で見ると、場合により、芦川さんの今後の人生がキツイかもです〜
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい😊
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