goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

芥川賞受賞2 印象深い言葉

★芥川賞 佐藤厚志

荒地の家族


3.11を生き延びた人々の人生を誠実に描いたもの  現在に過去の出来事の断片が、巧みに反復して説得力があると評価されています


主人公は一人息子を残して逝った妻、流産ののち家出した二度目の妻、因縁のある同級生や周辺まわりを描いています


悔しさ寂しいさを伝えながらも、そこに生きる人たちが懸命に生き、日々に執着します


思い通りにならない人生も、息子の動静で明るく終わります


元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とはいつの時点か 一番平穏だった感情を取り戻したいと願う 


の表現が残りました



★印象深い言葉


吉田健一(吉田茂息子)より

戦争に反対するひとつの手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである



★朝食

白米

椎茸白菜味噌汁

ひじき煮

たら

ベイリーフじゃこソーセージ

ヤクルト

いちごケーキ🍰(朝から)


お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごしください(^^)