goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(はじまりの島)柳広司

60代からのさじ加減ブログ

★はじまりの島


ダーウィンが「種の起源」に書かなかった事件の物語という仕立て



ガラパゴス諸島の生態系を調査していた時、連続殺人事件が発生、それをダーウィンが解明したと



歴史上の人物が、事件を解決していたというアイデア、歴史小説+ミステリー 



「種の起源」が、事件解決から30年して発表されたのは何故かから始まります



理由は、ダーウィンの自説が、一面では通俗的な誤解を生じさせるから



ダーウィンの「世界は不断に揺れ動いている」


「生き物達を取り巻く環境で常に揺れ動いている 適応・進化は、揺れ動いている環境への対応の程度を示すにすぎない」



同じように、人間の言葉に、完全な言葉は存在しない(神の言葉と勘違いされる)


ひとつの言葉は、別の言葉に不断に乗り越えられる そこに新しい言葉の可能性が広がる



ダーウィンは、世界が揺れ動いていることに耐えられなくなった者から、容易に罪へ殺人へ走り出る者がでることを連続殺人事件ではじめて知った



だから、「はじまりの島」



しかし、ある種の完全さを否定したのは、生き物と人間についてで、神については言及していないのだ



犯人は、その神を勘違いした少年



未開地(悪霊を信じる)にいた人達をイギリスに連れキリスト教や文明を伝える麦粒にしようとしたことや


薬(麻酔、麻薬)を知らずに毒として使用し幻覚を起こすことなどを


進化論の具体例を混ぜ込み物語が進みます サクサク読めて面白かったです




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