読了(魔女裁判の弁護人)君野新汰
★魔女裁判の弁護人

作者は金沢在住、精神科医
16世紀、魔女裁判の弁護人・法学の元大学教授ローゼンの物語
精神科医視線が組み込まれたミステリ
魔女と悪魔が結末が面白かった
●悪魔と契約した魔女、バーゼル公会議から法的な整備が進められ、15世紀後半から末、魔女裁判で処刑された者は3000人を超えた
1.逮捕・拘束
2.予備審問
3.本審問
4.判決・執行
拷問は原則3回、自白で法廷が開かれる
判決が下ると刑執行は一両日で行う
見せしめで、斬首刑→火刑(悪辣な場合は、生きたまま)
●当時の水車小屋は、共同のパン焼き・蒸し風呂・身体を洗う
●カロリナ刑事法典、高い冤罪率を防ぐため策定
●魔術の行使は、目に見えないので、魔術の痕跡をつかめにくい
●正義は厄介、自分達に間違いないと錯覚を引き起こす 自分達の像で強化されますます堅固になる
●神明裁判、被告人による身の潔白→例、煮えたぎる湯に手を入れて火傷なしは無実(神が認めた)
聖書に立ち戻れがルター
教義が絶対とカトリック
守護聖人信仰を一番とする村
物語は
ローゼンは、恋人が魔女裁判にかけられ救えなかった過去を引きづりながら、旅をしている
ある村の魔女裁判・アンに遭遇
ローゼンは、魔術の有無でなく、事件が論理的な説明が可能かを証明するで対応、そこに大学学長が助け舟を出し裁判に勝つ
実は大学学長は魔女 ローゼンに寄り添うリリ(悪魔)が呼び寄せた
学長は、知識を出世のために使うと
正義を、道具としての使う考えで権力を得る
しかし真相は、アンが、母を魔女裁判で殺され、復讐のため事件を起こした
わざとアンを村人達に告発させ、犯人は別にいることをローゼンに証明させ、身の証をたてる
アンは無罪、その後、村人全員に毒を盛り火を放ち復讐
以前から毒を使った実験をしていた領主は、村人達を実験台としていたことも判明
その毒をアンは利用した
ローゼンは、無意識に現れるリリ(悪魔)に操られて、真実を知ることになる
一度恋人を失い絶望していたが、悪魔に魂を売るのでなく、過ちを犯しても十字架を背負い、生きていく決心をする
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごしください
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