goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(魔女裁判の弁護人)君野新汰

60代からのさじ加減ブログ

★魔女裁判の弁護人


作者は金沢在住、精神科医



16世紀、魔女裁判の弁護人・法学の元大学教授ローゼンの物語



精神科医視線が組み込まれたミステリ

魔女と悪魔が結末が面白かった



●悪魔と契約した魔女、バーゼル公会議から法的な整備が進められ、15世紀後半から末、魔女裁判で処刑された者は3000人を超えた



1.逮捕・拘束

2.予備審問

3.本審問

4.判決・執行



拷問は原則3回、自白で法廷が開かれる



判決が下ると刑執行は一両日で行う



見せしめで、斬首刑→火刑(悪辣な場合は、生きたまま)



●当時の水車小屋は、共同のパン焼き・蒸し風呂・身体を洗う



●カロリナ刑事法典、高い冤罪率を防ぐため策定



●魔術の行使は、目に見えないので、魔術の痕跡をつかめにくい



●正義は厄介、自分達に間違いないと錯覚を引き起こす 自分達の像で強化されますます堅固になる



●神明裁判、被告人による身の潔白→例、煮えたぎる湯に手を入れて火傷なしは無実(神が認めた)

 


聖書に立ち戻れがルター

教義が絶対とカトリック

守護聖人信仰を一番とする村



物語は

ローゼンは、恋人が魔女裁判にかけられ救えなかった過去を引きづりながら、旅をしている



ある村の魔女裁判・アンに遭遇



ローゼンは、魔術の有無でなく、事件が論理的な説明が可能かを証明するで対応、そこに大学学長が助け舟を出し裁判に勝つ



実は大学学長は魔女 ローゼンに寄り添うリリ(悪魔)が呼び寄せた



学長は、知識を出世のために使うと

正義を、道具としての使う考えで権力を得る



しかし真相は、アンが、母を魔女裁判で殺され、復讐のため事件を起こした



わざとアンを村人達に告発させ、犯人は別にいることをローゼンに証明させ、身の証をたてる 



アンは無罪、その後、村人全員に毒を盛り火を放ち復讐 



以前から毒を使った実験をしていた領主は、村人達を実験台としていたことも判明 



その毒をアンは利用した



ローゼンは、無意識に現れるリリ(悪魔)に操られて、真実を知ることになる



一度恋人を失い絶望していたが、悪魔に魂を売るのでなく、過ちを犯しても十字架を背負い、生きていく決心をする



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