読了(小泉セツの生涯)櫻庭由紀子
★小泉セツの生涯

ハーンの再話した怪談は、女性の情念への恐怖が丹念に描かれていると
耳無し芳一、雪女、牡丹燈籠がその例だ
セツは、松江藩の家臣・小泉家に生まれた セツの母方の祖父は家老、よろしくない殿様に陰腹を切って諫言したという
明治時代になり困窮 セツは小学校を中退 小泉家と養家・稲垣家の働き手になる
武士の娘の教育を受けたセツは、妄想気味、感情の起伏が激しく、繊細なハーンの感情を先読みして尽くす
ハーンは慧眼とギリシャ人母(精神病?幼くして別れる)のことで、西洋や文明開化を嫌う
西欧のキリスト教以外の土地に様子を記事に やがて日本に、松江藩を気に入り、セツに出会う
その後、ハーンは小泉家と養家・稲垣家の生活を担うため熊本に移る 熊本が気に入らないハーンは、東京大学に転職
●ハーンは再話をつくる=口承文学(セツは口頭のみでハーンに伝える)
●ハーンは、自己犠牲に徹するセツに感銘 ラシャメン、洋妾という差別あり、セツとハーンも差別を受けていた
●ハーンは、来日する前は、クレオール文化(フランスやアフリカ等文化が交わる)の記事を主に書いていた
●ハーンは雙眼、ギリシャとの混血がコンプレックス?
ハーンが西欧のキリスト教文化圏以外にひかれたのはコンプレックスの裏返しか
●ハーンは帰化、小泉八雲の名付け親は、稲垣家の老人、古事記から取る
●ハーンとセツのヘルン(ハーンのこと)言葉での会話
ハーンは、セツに簡単な英語しか教えなかった、セツはもっと勉強したかったが、、それがセツの感情の起伏にも影響か?
●ハーンは自著に一度もセツの名前を出していない
セツも自分の名前を出してほしいとは言わなかった セツはハーンの書く再話の語り部だ
●作家ハーンのアシスタント秘書であったセツは、ハーンの思考を妨げなうよう気をつけた ハーンもセツを信頼
●セツは、怪談のネタに、本を読み、寄席や歌舞伎に行った
●東京大学は、ハーンの契約を打ち切り、夏目漱石が後任 後日夏目漱石は神経衰弱になり、高浜虚子から吾輩は猫であるを書くように勧められる
●「神国日本」が最後の作品、13年8月のセツとハーンの人生
●セツの「思い出の記」は、ハーン没後10年で発刊
●セツは4人の子供を育て、ハーン没後、28年で脳溢血で倒れ、64歳で亡くなる
墓は別々
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