goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(くろねこカフェのおやつ)高橋由太

60代からのさじ加減ブログ

★くろねこカフェのおやつ


シリーズ第2弾



江戸時代中期、八つ時(午後2時から4時ごろ)に食べていた軽食が「おやつ」の語源



葬儀会社を谷中風花、喫茶店を兄の景が亡くなった両親から引き継いでいる



葬式のオプションで、お茶会の生前予約をすれば、その喫茶店で大切な人たちにおやつを振る舞うことができる



残された人たちが出されたおやつを通し、故人からのメッセージを受け取り少しでも前向きになる四話



1.独りぼっちの楽花生(千葉のオランダ家)パイ


20年引きこもりをしていた由美香(40歳)は、介護職の母(70歳)が生前予約していたお茶会に


母との思い出を振り返りながら、自立の決意をする


落花生を使ったパイを食べながら、楽しい時間を過ごしてほしいと「楽花生」という言葉を使った




2.猫とティラミス


夫に先立たれた恵美、生前夫が可愛がっていた黒猫(小梅)をSNSに投稿


その反響になぐさめられていた 


ある日、自分が死んだあとに小梅のことが心配になった恵美は、衝動的に小梅の飼い主募集


譲渡を迷っているうち、ある日小学生の女の子(長年闘病)からお茶会のお誘いが 


ティラミスはわたしを元気つけての意味 女の子は小梅に元気をもらっていたと




3.泣きたい夜にマロングラッセ


長年連れ添った妻から夫にお茶会のお誘い 夫は妻に見送られるとばかりと思っていた 


ある日、オランダ元首相夫妻が安楽死をしたとニュースを知った 


失意の夫がお茶会に 妻のレシピで作られたマロングラッセを食べた夫 幸せの味がした


※マロングラッセは、紀元前、アレキサンダー大王が、妻ロクサーヌの為に作ったことから、ヨーロッパでは永遠に愛を誓う印として、男性が女性に贈る習慣に


マロングラッセを作る時に出た破片をクリーム状にしたものが「モンブラン」らしい



4.さよならはベーコンのチョコレートがけ


アメリカ・コロラド州の名物、アメリカ人のベーコン愛から生まれたもの


「望んでいない優しさなんて迷惑、自分がお荷物だと思い知らされる」と病気がちな優希は、葬儀社にアルバイト


そこで、指導者の岩清水から「職場は思い出を作る場所ではありません 今後の人生に役立てる知識と経験を手に入れるところ」の言葉が生きがいに


長生きしてほしいと言いながら、どこかど諦めていたわが子の人生を考えていた母親


生前予約した優希から、岩清水と母親にお茶会のお誘いが



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