読了(秘め事 おたつ三)藤原緋沙子
★秘め事 おたつ三

シリーズ第三弾
花岡藩・奥女中・取締役の多津が、殿様の命により側室の子・吉次郎を探すため裏店・稲荷長屋にて、名前を「おたつ」に変えて金貸しを営んでいる
青茶婆、一日貸しの高利貸、今日の朝貸したら、明朝、烏が「かぁ!」と鳴く頃、返金してもらうが決まりから烏金という
鳥金の利子の相場、百文(3,500円くらい)につき二分か三分だが、おたつさんが住んでいる長屋の者には一分返金している(実質一分)
口は悪いが、情に厚いおたつさん
困っている人・訳ありの人は見逃せない
おたつさん、健康には人一倍気をつけてます
うなぎを5日に一回食べる
たまに甘味、かりんとう、大福等
番犬のトキを連れ、毎朝散歩
按摩や漢方薬を定期的に利用
住んでいる長屋の人達との交流
現代にも通じる書きぶりが人気かな
●青葉雨
足の不自由な儀三とおはる父娘、二人を助けたことから挨拶をする仲に
でも、二人の姿が見えないと心配になったおたつが、父娘の営む居酒屋を訪ねてみると、悪い人相の男がいた
儀三は、ずっとおはるに隠していたことで強請られていたのだ
でも事情を聞くと、どう考えても儀三のせいではないだろうと
それなのに儀三はずっと苦しんでいた
最期は、悪人も捕まり、父娘も分かりあえ、父親は笑顔で亡くなる
●泣き虫清吉
何と言うのか、運が悪いというか、タイミングが悪いというか、ただ悪い人ではない こういう人いますね〜
そういう清吉が、ある日おたつさんのところに転がり込む 強盗と疑われ逃げ込んだのだ
おたつさん、清吉のこれまでの苦労や女郎屋のよしの(労咳を患う)の話を聞き、一肌脱ぐが、、
最後、よしのが亡くなり
女郎屋?の女将の言葉
「よしの、引き取ってくれますか それができないなら、近くの寺に無縁仏に葬ります」
「引き取り賃を頂きたい、何、一両ばかりで結構ですよ 一両でこの部屋をお祓いしたいんです」
こんな人ばかりではないけど、、、
清吉は、おたつさんの紹介で、居酒屋の料理人になり、立ち直ろうと、、
出来過ぎ感ありますが、スカッとします
おたつさんの前歴を知らずに、ただただ懐いている長屋の人達や、金を貸して助かった人達も良い〜
探している吉次朗の居場所がほぼ分かり、殿様の容体も悪い事から、次作が最後かな〜
お読み頂きありがとうございました
素敵な一日をお過ごしください
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