読了(関白同心・ニ)早見俊
★関白同心・ニ

喧嘩好きの乱暴者、鬼塚寅太郎は南町奉行所の定町廻り同心
金には目がないが、心の奥底には弱い者を守り、正義をつらぬく心もあった
鬼塚は、ある事情から公家の少年、近衛菊麻呂をあずかることに
聡明で素直な菊麻呂にすっかりとなつかれていたが、菊麻呂は本物の殿上人、、高貴な血筋に生まれた京の関白さまだった
決して交わらない二人が、おたがいに協力しあい事件を解決していく第二弾
●逆さま騒動
武家の双子は忌み嫌われ、駒次郎は商家に里子に出され、龍之介は武家を継いだが、火事で死んだと見なされた
駒次郎は思いがけず龍之介と再会、龍之介が素性を隠して暮らしていることを知ると、ときどき入れ替わり商家の主に成りすます
二人とも他人に成りすます快感から脱っせられず、、
●紅の棘
菊麻呂の妹・鶴子が事件に巻き込まれ、鬼塚と菊麻呂が救う
松尾芭蕉は伊賀の出、おくの細道、芭蕉の俳諧の旅は表向き、狙いは隠し金山・銀山の摘発だったと
庄内の商家・後藤屋には芭蕉がらみの銀山で産出された銀を秘蔵している噂があった それにまつわる殺人事件
●奇妙なかどわかし
医者の緒方から、鬼塚に口入れ屋兼女衒を束ねているあば熊の息子が誘拐され助けてほしいと
鬼塚と菊麻呂が、事件を調べたところ、息子の狂言だったことが判明
父親の希望である御家人株を買って武士になるのが嫌だった 本当は医者になりたいと、、
●恋の御蔵入り
南町奉行所の例繰方(記録保存)の古賀が、鬼塚に10年前の事件の再調査を依頼
事件は古賀の幼馴染のお志津の嫁ぎ先の商家で起きた殺人だ
鬼塚と菊麻呂は、犯人はお志津だと突き止めるが、その内情(いろいろ)に考慮して、事件を強盗一味の仕業にして落着
実は古賀はお志津が好きだった〜
お読み頂きありがとうございました
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