読了(出張シェフはお見通し)斉藤千輪
★出張シェフはお見通し

正義感の強い出張シェフ・九条都子と、そのマネージャー・堀川聡
二人が訪問先のトラブルを料理で解決するグルメ短編集
強気な郁子もまた、切ない過去(恋人の湊の失踪)を持っているが、、
都子がホームズ役で、語り手の聡がワトソン役かな
●悩める営業マンと至高のひと皿
ロッシーニはボローニャ出身、父親が豚肉処理工場を経営していた関係で、郁子はトリュフ入り豚肉とえんどう豆のソーセージを作る
ロッシーニ風(牛ヒレにフォアグラとトリュフがのっている)が有名だが、、
晩年に好きなことを貫いたロッシーニ、
聡はイヤな仕事を辞め、郁子のマネジャーになる決意をする
●片付けられない母とちらし寿司
認知症を患ったかつて人気演歌歌手だったナオミ
娘夫婦達から、ナオミの退院祝いにちらし寿司を頼まれた
郁子と聡は、自宅がナオミが買い込んだ雑誌であふれかえっている理由を探る
それは、ナオミの亡くなった孫が好きだった海が関係していた
また、ちらし寿司は魚が好きだった孫の好物だった
●結婚できない男と婚活パーティー
婚活パーティの出張を頼まれた郁子
料理に無関心な参加者が多い中、郁子の料理を美味しそうに食べてくれる男女を見つける
郁子が二人のキューピッドを務める
●一途な京女と懐かしのおばんざい
出張シェフ派遣会社の3周年記念パーティで
郁子は、おばんざいを
ルイは、フレンチを任される
途中、二人の料理対決があり、卵・ジャガイモ・エシレバター・牛乳・イワシオイル漬けと手持ち材料で作ることに
フレンチは、ジャガイモのテリーヌ、トリュフ香るミルクソースかけ
おばんざいは、茶碗蒸し、銀杏とジャガイモの皮の燻製のせ
最後に、聡にだけ、湊(郁子の恋人)の謎が明かされる
湊は、ニューヨークで事故にあい、下半身不随になり、日本にリハビリで戻っていた
個人的に
近江牛のもも肉・生麩・九条ねぎをすき焼き風の味付けに炊いて、甘さ控えめの手作り生八ツ橋で包んだ料理に👁️
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごしください
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。