読了(ツベルクリンムーチョ)森博嗣
★ツベルクリンムーチョ
クリームシリーズ第9弾

「つ」始まるタイトルが特徴
作者は森に住宅を建て、その周りを鉄道庭園と称し、自作の鉄道を引き
さまざまな機種の機関車を440台、
ラジコン飛行機100機、
ヘリ30機等を保有(おもちゃと呼んでいる)
一日30分から1時間くらいを執筆(リモート含む)、後は山の生活(犬、畑等)と、おもちゃで遊んでいると
体調不良もあり、人つきあいは極力控えていると
今回は、長年、作者が、個人の自由=人との距離「どうしてそんなに近づきたがるの?」にまつわるエッセイ
いつも「あまりこだわらない」作者だけど、「具体的なことはできるだけ書かず、抽象化する」がこだわりだ
一部抜粋
●政治・金・官僚は汚いと、何でも拒絶する人がいる
悪くはないが、あなたが毎日食べるもの・飲む物・見るもの・触るものも汚い 必ず不純物が混ざっている
でもそれが美しく愉快なときがある
●人生で何が失敗か成功か? 自分が死ぬときに「うーん まあまあだったかな」でいいではないか
●他者を意識しすぎるは「わかってもらいたい」症候群 現代病=他者依存だ そうでなく、わかってくれるのは自分だけだと気付くことが以後生きやすくなる
●疲れが残っても気にしないことにした 不調だと思わず、それが自分の「健康」だと 他者と比較しない
●常識がもたらす無意味な規制を破壊することがブレイクスルー
見える人が見えた通りに解決する ただ周囲はなかなか賛成しない 無意識に「拘っている」
●ものを作り出す人に不可欠なのは、冷静さだ 他者がどう受け止めるか 自身の瞬間的な感情は、客観的分析の障害
●人と合わせることは無意味 そんなことに金を使っていたら、好きなことができなくなる
好きなことに金を使わせないように、あなたを上手く吹き込んで「必要なもの」と思わせ、金を巻き上げるのが社会の商売のひとつ
●トヨタの車は「冠」がつく
クラウン・コロナ・カローラ・セリカ(王冠・太陽冠・花冠・天空冠)
●なりない人間になるのメカニズム
学びたい人は自分を指導したいと欲する→成長→自分を評価・やり方を修正→年齢が上がり指導→また年齢が上がり指導は億劫だ→成長は止まるが自分はもう充分・満足→成長を止めることも願望のひとつ
●他人を非難する人は、他人から非難されるのを恐れている
ネットで応酬→似た者同士
傷つきやすい人ほど、人を傷つける
●感情的な人は、感情が激しいのでなく、感情が単純なのだ
単純のパターン化、人間以外の動物に近い 単純な感情は、単純な条件で、同じ反応を繰り返す
複雑でないので、怒りやすい人は、ボスに従いやすい
●一方で理性的な人は、複雑な感情を構築
思考により新たな感情も生まれるし、他者の感情を読むことができる
こういう人は外見を自在に装うことができるので、外部コントロールを受けない 騙されにくい
●威張っている人は空威張り
著名人の多くは威張らない
●もし、不自由を感じたら、自分の思い込みは何か、確認する
●「そんなことでは国民が納得しませんよ 総理」では、紳士的な議論にならない 相手の立場を尊重しなければ、、
国民を味方につけたかのような発言は、納得できず不愉快だ
お読み頂きありがとうございます
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