読了(蜘蛛の巣のネズミ、オシント記者)西村健
★蜘蛛の巣のネズミ
オシント記者

社会派エンタテインメント・ミステリー
OSINTオシント=Open Source Intelligenceの略
オシントは、誰でも合法的に入手できる公開情報(オープンソース)を収集・分析し、意思決定や課題解決に役立つ知見(インテリジェンス)を導き出す手法
もともとは軍事や国家の安全保障の分野で、敵対勢力を把握するために使われていた
オープンソースは、特別なハッキングや盗聴ではなく、一般にオープンになっているデータだ
蜘蛛の巣はウェブ
ネズミは※ベリングキャット=猫に鈴つけるネズミから
※ベリングキャットは、オシントを活用した有名な団体
創設者の一人、エリオット・ヒギンズはイギリスの一市民
ネット情報の真偽を見分け、2014年マレーシア航空機のミサイル墜落が、ウクライナとロシアのどちらが撃ち落としたか追跡し、ロシアの可能性を示唆
物語は
主人公・新聞者の那緒なお
発端は、コロナ禍のニュース番組「夜の街の人々の東京から地方への移動が確認されたデータ」
このデータはオシントを活用したものと知った那緒
ある日、那緒はオシントを活用し、家出少女の居場所を突き止める
同時に、国民の位置情報を警察の捜査に活用しようとするサイバー戦略局の活動を独自に調査する
その後当局?の攻撃(フェイク情報で那緒が警察の家宅搜索を受けピンチ)を受ける
後日、疑いが晴れたが、那緒は、このフェイク情報が、ネット空間の知人や新聞社(那緒の上司)や内閣情報調査室等も関係していることを疑い始める
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